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2007/01/27

Kenkoren003s
県子ども会の研修で,名古屋に行った。日本福祉大学の那須野隆一名誉教授が「地域で子どもを守り,地域で子どもを育む」という演題で,講演された。難しいテーマだったが,地域をどのように作るかについて,熱心に語って分かりやすい話だった。
そのなかで,印象に残ったのは,地域の域という字の成り立ちだ。域は,「土」+「□」+「-」+「戈」からなり,「自分たちの力で守りきるところ」という意味だそうだ。「□」(くに)を「-」(堀や塀)で囲み,時に「戈」(ほこ)で戦って守ったということだそうだ。
大学の先生の話は,説得力があるせいか,引き込まれる。

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コメント

なるほど 漢字のつくりから 言葉の意味を説明されると おもわずウンウン、とうなずきますね。有意義な講義だったようで 萩さんの人生にプラスになったことは よいことですね。

投稿: かわかわ | 2007/01/30 22:48

★かわかわさん こんばんは。
私のブログにとって,久しぶりのコメントを
ちょうだいしました。
ありがとうございました。

子ども会は,子供を子どもと表記します。
学校でも,子供でなく子どもと書く人が多いです。私は,ほとんど子供と書きます。
この講演をした那須野さんは,”子供”派のようです。

”ども”というのは,単なる複数形だそうです。
だから,子の複数形で
子がバラバラに存在するということです。
それに対して
”共”には,右手と左手で同じように支えるという意味があるので,
”供”は,人が同じように支えるということなのだそうです。
なるほどなあと,思いました。

投稿: 萩さん | 2007/02/01 23:13

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