硫黄島からの手紙
硫黄島からの手紙を見てきた。週刊誌で,硫黄島の総指揮官栗林忠道中将を特集する記事を読んだこともあるし,テレビで見た「ザ・ラストサムライ」の渡辺謙の演技を見たかったからでもある。
それにしてもアメリカ人監督が,よくあそこまで日本人・日本の軍隊を描けるなと思う。クリント・イーストウッドという監督はすごい。悲惨な戦争の中にも,主人公や周りの俳優の演技を通して,人としての優しさを強調していることが,すばらしい。投降した日本兵を,米兵が撃ち殺してしまうという場面には驚いた。米軍は,捕虜を大事にしたと思っていただけに,ああいうところをアメリカ人監督が表現するということに,本当に驚いた。
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コメント
私も見ました。
「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」を両方。
どちらも見た後、気分が重くなる映画でした。
それにしても、アメリカの戦争映画では悪役にしか描かれて来なかった日本軍を主役にあれだけの映画を作れるなんて、イーストウッドはすごいと私も思いました。
ところで萩さん、最終行の記載は反則ですよ。
映画を見てない人にも結末が分かってしまいますよ。
投稿: おかもと | 2007/01/06 20:59
おかもとさん こんばんは。
さっそく見ていただき,
ご指摘くださいましてありがとうございました。
最後の1行,私の素直な感想ですが
削除させていただきました。
これからも,教えてください。
宜しくお願いします。
投稿: 萩さん | 2007/01/06 21:40
私も「硫黄島2部作」、両方とも観ました。
おかもとさん同様、観終わった後、気持ちがどんよりとしてしまいました。
かと言って、不快な作品と思った訳ではありません。
過激な戦闘シーンばかり強調して、見ている側に好戦的な気持ちを沸かせる映画よりも、よっぽど良かったと思います。
戦争は二度と起こしてはならないと思います。
実は、正月に実家にやってきた中三の甥っ子に「日本はどこと戦争したかわかってる?」って聞いたところ、即答せず、首を捻って少し考えた後、「教科書では・・・、、、アメリカ?」と答えました。
正直、驚きました。
そして、その場にいた甥っ子の母親(私の妹ですが)に、「こう言うことは、家庭でしっかり話とかしてないのかねぇ~?」と言ってしまいました。
今の若い人達にとっては、太平洋戦争は、関が原の戦いや戊辰戦争と同じレベルの戦争になってしまったと言うことなのでしょうか?
怖いと思いました。
投稿: ☆丸 | 2007/01/06 23:44
☆丸さん おはようございます。
中学生高校生レベルでは,
即答できない人がいるかもしれません。
突然聞かれると,びっくりしちゃって
即答できないということも考えられます。
ただ,今の指導要領になって
社会科の指導時間数も減らされてしまったことも
要因の一つかもしれません。
高校で,日本史をどう学ぶかにかかっています。
おかもとさんのブログにもありましたが
いろいろな方法で
自分で学ぶということでしょうか。
もちろん,いろいろな方法の中に
家庭での会話の中で学ぶことも含まれています。
そういった意味で
硫黄島からの手紙は秀逸な作品だと思います。
投稿: 萩さん | 2007/01/07 08:16