普門寺旧境内確認調査
豊橋市教育委員会が,普門寺の元々堂があったところを調査し,今日,その現地説明会があった。
現地説明会の資料によると,現在の普門寺本堂は,1693(元禄6)年に建てられたものだが,それ以前には,裏山の船形山の南斜面にあり,元堂,元々堂と呼ばれている。
今回の発掘調査で確認された元々堂は,チャートの岩盤を削ってその上に本堂の基壇がつくられていたということである。普通は,盛り土をして基壇をつくるのだが,岩盤を削ってその上につくるのは,東海地方では初めての例だそうだ。
現場は,結構な山のなかで普門寺の集落から山を20分程度登ったところだ。調査は今後も続けられるそうだが,調査終了後は,埋め戻されるそうだ。
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