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2010/11/23

いがりまさし写真展・野草の履歴書

写真家のいがりまさしさんからご案内をいただいたので
展覧会のギャラリートークに行ってきた。
いがりさんは,写真家になって25年だそうだ。

まず,植物の写真を写すときに気をつけていることを話してくれた。
それは,主に写したい植物・花があっても,周りをきれいにしたり,
じゃまな葉っぱを切って取り除いたりしないと言うことだ。
ススキの葉が前にあってじゃまなときには,
持参した洗濯ばさみで,横のところにとめておくのだそうだ。
ススキだって生きているし,今は違っても,これから主役になるかもしれないからだそうだ。

また,植物が生きる環境についても触れていた。
キスミレは,環境が壊されたところに咲き,今では阿蘇と富士周辺でたくさん咲くそうだ。
豊橋にも咲くそうだが,以前はもっと普通に見られたという。
薪を使わなくなって,森が茂るようになると,生きられないのかもしれない。
人間の生活によって,植物が生きる環境も変わっている。

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