博士の愛した数式
夏休みも残すは,あと2週間ちょっととなってしまった。
今年は猛暑で,これといった外出もせず,家の中で過ごしている。
そんななかで,昨日と今日で,小川洋子著「博士の愛した数式」という本を読んだ。
ずっと前から居間にあったのだが,ずっと読まずにいた。ドラマ化されたのだが,一回ちらっと見たときに,あまりおもしろそうではなかったので,そのままになっていた。
内容は,主人公の家政婦(私)とその息子ルート,そして派遣先の数学博士とのふれあいが主なものだ。
記憶が1975年で止まってしまい,新たなことは80分しか覚えていないという博士だが,ルートのことはこよなく愛し,ルートもそれに応えた。家政婦(私)も博士を敬い,優しく接した。
博士に対し実に献身的な二人の行動に,さわやかさを感じた。映画化もされたということで,観てみたくなった。
| 固定リンク
コメント