馬越長火塚古墳見学
豊橋市石巻地区市民館の自主サークル「姫街道」の講演会・現地学習「続 石巻の古墳文化」に参加した。
スライドで石巻地区の古墳を学習した後,日本考古学協会会員の森田勝三さんの案内で,石巻地区の古墳を見学した。
馬越長火塚古墳については数回行ったことがあり,ホームページにもUPしてある。今回の訪問は久しぶり。今年整備したらしく,きれいになっていた。森田さんの説明もあり,大変分かりやすかった。この古墳は全長70m,6世紀後半につくられた前方後円墳で,穂国造(ほのこくぞう)墓ではないかといわれているそうだ。暑い日だったが,石室の中はひんやりとしてよかった。
また,近くの宮西古墳の石室にも入ることができ,ちょっとだけ歴史にふれたひとときだった。
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コメント
馬越長火塚古墳は金メッキされた馬具や装飾品が発掘され、穂の国の国造の墓発見と騒がれていた頃に発掘調査説明会に参加しました。丁度そのころ奈良の国立博物館で朝鮮半島の古代史をテーマにした展示が行われていて、馬越長火塚古墳での発掘品に似た、しかし数倍豪華な美しい展示品を観て大陸との文化の繋がりを感じました。古代史はとても興味があります。
投稿: 陽路々 | 2014/08/05 06:44
陽路々さん おはようございます。
馬越長火塚古墳は,県道から少し奥にあるので,近くにあっても行きにくいところです。
見学会だから行ったと言うところです。
でも,説明してもらうと,なるほどと思います。
畿内では前方後円墳があまりつくられなくなった古墳時代後期に,馬越長火塚古墳がつくられたのは,大和の文化が地方に伝わるのに時間がかかったからでは・・・と言うことです。
また,陽路々さんのHPでいろいろ勉強させていただきます。
投稿: 萩さん | 2014/08/05 07:19