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2015/01/03

半島へ ふたたび

Hasuike1ss
「半島へ ふたたび」(2009年新潮社発行)を読んだ。
著者は,北朝鮮による拉致被害者蓮池薫さんだ。
実は,昨年の夏ぐらいに60ページぐらい読んでいたのだが,
飽き性のため中断。今年になり,昨日と今日でやっと読み終えた。

内容は,第一部が,解放後6年経過して,初めて韓国を訪れたときの思い出を24年間に及ぶ北朝鮮での辛かった生活を交えながら綴ったものだ。
そして第二部は,翻訳家として生きていく姿を語っている。
今は,新潟産業大学で教鞭を執りながら,異文化コミュニケーションを大切にしている。

拉致の24年間は人生の夢を実現するチャレンジの機会を失うことだった。蓮池さんにとって,翻訳家になることは,24年間を取り戻す大きなチャレンジだとしめくくっている。


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