お祭り矢・的中額
豊川市八幡町の八幡社には,金的中と書かれた古い扁額が掲げられている。写真には,嘉永三康戌年,当古村住と書かれた額があった。これはお祭り弓の的中額で,祭礼のとき,安土(あづち)に設けた金的に矢が的中した場合に飾られるものだそうだ。神事的というそうで,豊川市を中心とした三河地方で行われているそうだ。
5月18日(月),姫街道を学ぶ会で,「鳥居強右衛門のふるさと市田散策」の会に参加した。
市田町は,三河国国分寺や国分尼寺があった八幡町に隣接する。市田とは昔,伊知多と表記したそうで,伊知多神社にも,この的中額があった。下の写真は,安土。直径6cmの金的は,安土の下部に設けられる。
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