二川宿/商家「駒屋」
二川宿の商家「駒屋」へ行ってきた。商家「駒屋」は,1770(明和5)年から現在地に店を構えて,米穀商を始め,後に質屋も営んだ田村家の遺構だそうだ。田村家は3代にわたり問屋役も勤めているという。
駒屋の建物は,2003(平成15)年に豊橋市の有形文化財となり,今回の改修工事を経て,この11月1日に一般公開された。オープン当初は賑わっていると思い,平日の今日のんびり見学してきた。「駒屋」は入場無料で,土蔵に展示室や蔵Cafeもあり,ありがたい。
今回,商家「駒屋」の見学をして,西駒屋と東駒屋の関係が分かった。今回公開された「駒屋」の東に隣接するのが分家の東駒屋で,本陣の前にあるのが東駒屋の分家である西駒屋だということ。実に認識不足で,申し訳ない。HP「ふらっと旧東海道」の記述も直さなくてはならない。
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コメント
駒屋は東駒屋と西駒屋の2軒あると思っていましたが、さらに本家の「駒屋」があったんですね!
二川宿といえば二川宿本陣資料館でしが、新たに駒屋も加わり、訪れる旅人が増えるとイイですね。
投稿: とらぞう | 2015/11/14 09:11
駒屋11代の憲造氏は,東京帝国大学の教授となり,そのときから二川から離れてのでしょうか。
東駒屋と西駒屋は最近まで醸造業を営んでいるようですが,現在どうなっているかは不明です。でも,両家とも住んでいらっしゃるようです。
ちなみに,西駒屋の主屋と土蔵は登録有形文化財になったようです。
二川宿は,本陣と旅籠屋と商家を見学できる唯一の宿場町として,売り出し中です。
投稿: 萩さん | 2015/11/14 14:39