池鯉鮒・安城の松並木と岡崎二十七曲がり
東海道歩き二回目の9日目。池鯉鮒宿から安城を経て,岡崎宿を越し美合駅まで約20kmを7時間かけて歩いた。前回から約一か月ぶりだったが,30度越えの真夏日となり過酷な街道歩きになってしまった。
今回は暑くなることを予想し,知立駅を朝7時30分にスタートした。朝,早いので集団登校の小学生とすれ違った。豊橋市内は先週の土曜日の運動会の代休の小学校が多いのだが,ここでは普段通りの朝の風景があった。また,知立の松並木沿いには企業が多く,歩いて出勤する人たちがたくさんいた。知立の松並木もその先の安城の松並木も良好な状態に保たれている。すばらしいことだ。ただ,南東方向への歩きのため,逆光になってしまうのが残念だった。ときどき振り向いて写真を撮ると,松の緑と空の青のコントラストがまことにきれいだった。
途中,5月26日までかきつばた祭りというのぼりを見て,無量寿寺のカキツバタを見に行った。花はほとんど終わりで,体力を消耗しただけだった。
さらに照りつける太陽で,岡崎宿に入る前に熱中症気味・・・。疲れたので,籠田公園でやめようと思ったぐらいだった。それでも岡崎宿内の東海道は大変分かりやすくなっていた。二十七曲がりの表示がきちんとされ,迷うことがなかった。13年前に歩いたときには,東海道400年「岡崎」の旗があったが,今回は岡崎市制100周年の旗があり,街全体がきれいだった。印象度UP。
岡崎二十七曲がりの碑を過ぎ,大平一里塚をみて男川を渡る。河川敷に馬がつながれていた。そういえば,今日の街道歩きのスタート池鯉鮒宿は,かつて馬市でにぎわったとか。最後にいいものを見た。暑かったのが最大の誤算。もう秋まで,街道歩きはやりたくない。
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