復活寄席・橘座
昨日,名古屋市中区の愛知産業大学工業高校・橘座で,元先生たちの落語会「復活寄席」があった。大学の落語研究会のOBの元先生が,昨年から行っている。口座に上がったのは4人の精鋭。「そだねー。」というはやりの言葉もさっそく取り入れ,笑いにしていた。師匠たちの絶妙な語り口に,感心した。客席とのやりとりの間(ま)もさすが。学校の授業でも,子どもたちの反応をみながら,発言を引き出すことが重要。楽しかった。
橘座とは,1664(寛文4)年にこの地に芝居小屋が作られたことが始まりで,以来「芸所名古屋」の中心的な場所となっていたそうだ。芝居小屋自体は,大雨風や地震の被害を受けて無くなっていたが,1913(大正2)年,芝居小屋跡地に学校が建てられた。そして,2001(平成13)年,愛知産業大学工業高校・橘座となって復活した。写真は,橘座の裏手にある「芝居濫觴跡(橘座)」の説明板。
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