かがみの孤城
台風24号接近で何もできないので,読みかけになっていた「かがみの孤城」を9月30日までに,読み終えた。2018年,本屋大賞受賞作。辻村深月さんの500ページ超の大作。
中学校進学一か月で,学校に行けなくなった女子中学生「こころ」が主人公。自宅の部屋で過ごしていると,部屋の鏡が光り出した。その鏡は,非現実の「城」への入口だった。その城の中で,こころは同じように学校に行けない6人の中学生と出会う。一年間の交流のなかで,こころは新たな出発をする。不登校児童生徒やいじめの問題を考えさせられるお話。ぐっと,引き込まれた。
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