美濃路歩き四日目／起渡し・小熊渡し・墨俣渡し

令和元年５月６日，美濃路歩きの四日目。今回は一人でウォーキング。前回終了した起宿から濃尾大橋を渡り，岐阜県羽島市に入る。かつて美濃と尾張の国境であった境川の堤防を歩き，境川を渡る。そして，長良大橋で長良川を渡り墨俣宿へ。約１２ｋｍ，４時間の旅。

写真は，起川（木曽川）を渡った羽島市側の「起渡船場石灯台」

かつては小熊の渡しで，境川を渡っていた。

境川を渡りしばらく行くと，長良大橋に出る。かつては墨俣の渡し（長良川）があった。次回渡る予定の佐渡（さわたり）の渡し（揖斐川）を含め，この四橋には，朝鮮通信使や琉球使節の通行の際には，船橋が架けられたという。

萩さんのホームページ140000

萩さんのホームページへのアクセスが，１４００００回となった。開設以来２１年。ずいぶん長い道のりだった。最近では，一日数回のアクセスにとどまる。更新をしていないので，当たり前のことだが，ちょっと残念。

その上，昨日メインで使っていた外付けハードディスクがとんでしまった。泣きたいぐらい。朝鮮通信使の講演のためにつくっていたｗｏｒｄの文書も被害に遭った。今は，ただただ呆然。

でも，頑張ろう。

美濃路／起の渡し・湊屋

先週４月２８日（日）の美濃路歩きの終着点は，起宿。起宿は，起川（木曽川）を渡る，起の渡しで栄えた。起渡船場は，１６０８（慶長１３）年頃にでき，１９５６（昭和３１）年の濃尾大橋架橋により廃止されたという。

起宿の建物は，１８９１（明治２４）年の濃尾地震で約９割が倒壊している。起渡船場の船肝煎・湊屋文右衛門邸は，倒壊せず現在も立派に建っている。国登録有形文化財となっていて，湊屋倶楽部の皆さんにより，茶屋湊屋として営業している（毎週水・土・日）。白玉あんこセットがおいしかった。