古代東海道駅伝展/浜松市博物館
浜松市博物館で,特別展「古代東海道駅伝展」を見てきた。伊場遺跡発見70周年,浜松市博物館開館40周年記念だそうである。伊場遺跡からは,奈良・平安時代の木簡や墨書土器が発見され,この地に敷智(ふち)郡の役所と栗原駅家があったことが分かっている。
律令国家時代には,朝廷は全国を五畿七道に分け,まつりごとを行っていた。七道のうち,東海道は中路にあたる。当時の官路は道幅10mの直線道路で,駅家(うまや)が30里(約16km)ごとに置かれていた。
伊場遺跡群のどこかには,栗原駅家が置かれていたと考えられる。写真の木簡には,栗原玉造部とある。
この特別展は,11月24日(土)まで。
| 固定リンク
コメント