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2020/03/28

「君はるか 古関裕而と金子の恋」

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今日までに,NHK朝の連続小説「エール」の主人公のモデルとなった古関裕而と妻の金子さんを描いた「君はるか 古関裕而と金子の恋」(古関正裕:2020集英社インターナショナル刊)を読んだ。作曲の国際コンクール入賞を新聞で知った金子(きんこ)の手紙から文通が始まり,二人が豊橋駅で会うまでのストーリー。
金子さんは,豊橋高女の出身。金子さんは,手紙の中で「豊橋高女の教育方針は「良妻賢母」だけでなく「家庭婦人にとどまらぬ社会の人」「自ら世の進歩と共に歩む」です。」「そのやうな教育を受けましたから,オペラ歌手になって自立しようと志したのです。」と記している。高校の同窓会名簿の「昭和3年3月卒業」の欄に,古関金子の名があった。豊橋高女の流れをくむ高校の出身者として,誇りに思う。

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2020/03/26

再任用教員最終日

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昨日,令和2年度最後の勤務日となった。定年退職後5年間,再任用で週三日勤務してきたがいよいよ最終日。再任用では,初任の先生への指導助言をしてきた。担当した先生は,みんな立派に成長され,活躍していることがうれしい。実際は,若い先生から教えられることの方が多かったかもしれない。良い時間だった。

あとは年休を取った。週末に醍醐の花見を楽しもうと思っていたが,コロナウイルスの影響で断念した。家で自粛。

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2020/03/22

そして、バトンは渡された

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「そして、バトンは渡された」瀬尾まいこ(2018文藝春秋刊)の電子書籍版を読んだ。主人公の森宮優子さんは,事情で母が二人,父が四人。本当のお母さんが亡くなってから,五人の人に育てられてきた。なかでも四人目の森宮壮介さんは,優子が高校生のときから父親として頑張ってきた。話は優子を中心に展開するが,最後は優子の結婚式を迎える父親としての想いが語られる。希望の持てる作品。よかった。

写真は,スマホの画面を写したもので,だいぶほこりがある。画面をきれいにしてから撮り直そうかな・・・。そういえば,スマホの画面は汚れているとテレビで言っていたっけ。

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2020/03/13

「ツナグ 想い人の心得」

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「ツナグ 想い人の心得」(辻村深月2019新潮社)を読んだ。使者の歩美は,死んだ人と死んだ人に会いたい人を,ツナグ役目がある。会いたいという想いには,それぞれ事情がある。使者はその想いを死んだ人に伝え,満月の一晩だけ会わせてあげることができる。不思議な能力の持ち主だ。それでもいくら会いたいと言っても,死んだ人が会うと言わなければ実現しない。

辻村さんの小説を読むのは三作目。はじめに,「島はぼくらと」を読んだ。青春ストーリーと思いきや,ミステリアスな話でおもしろかった。二作目は,「かがみの孤城」を読んだ。「かがみの孤城」は登校拒否の少女のこれも不思議な話。最後に,あっと驚く展開が待っていた。

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2020/03/09

久しぶりの東三河ふるさと公園

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久しぶりに東三河ふるさと公園に行った。街道歩きには絶好の日和だが,鉄道での移動を避け,車で出かけた。ホームページでみると,実に2008年以来12年ぶり。いつでも行けると思うと来ないものだ。このときは,萩の花の取材だった。今回は,早咲きの桜や桃の花,遅咲きの梅の花に出会うことができた。

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標高180mのピクニック園地にはクルメツツジが咲いていた。四阿(あずまや)からは,豊橋市街地や田原方面も見えた。そういえば,2009年には,御津側も開園している。今回は御油側から登ったが,次は御津側から登ろう。

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