
今日までに,「本能寺の変 信長の誤算」(井上慶雪著 1920年 祥伝社刊)を読んだ。NHKの大河ドラマ「麒麟が来る」で,明智光秀に脚光が浴びていたころ,この本に出会った。著者の井上慶雪さんは,茶道・歴史研究家で,茶道の研究から「本能寺の変」の真相を描き,前著には,「本能寺の変 秀吉の陰謀」がある。井上さんは,本能寺の変は明智光秀の謀反ではなく,豊臣秀吉の陰謀によるものとしている。手薄な本能寺を闇討ちし,光秀を騙った陰謀であったとしている。光秀冤罪説。だとすると,明智光秀は悲運である。大河ドラマのように,生き延びて,しあわせにいきてほしかった。ただ,読むのに苦労した。
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