知多市佐布里(そうり)池の梅園へ行った。梅園の掲示板によると,明治初期に,この地区の鰐部亀蔵さんが,桃の木に梅を接ぎ木して,うす紅色の佐布里梅を生み出したのがはじめだそうだ。戦前には,佐布里梅林として多くの観梅客が訪れたそうだが,1959(昭和34)年の伊勢湾台風の被害や,愛知用水佐布里池の開発により,一時梅林は姿を消したそうだ。しかし,昭和40年代には,地元住民と愛知県の協力で,梅の苗木が植えられ,今では佐布里池梅林として,多くの人に親しまれている。
梅園内にはたくさんの梅が咲き誇り,とてもきれいだった。佐布里梅は,うす紅色だそうだが,近くに行って写真に写すことをしなかった。
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