
荻原浩さんの「オロロ畑でつかまえて」(集英社 1998年)を,集英社e文庫版(電子書籍)で読んだ。
荻原浩さんの小説は何冊か読んでいるが,これはデビュー作。牛穴村という人口300人の小さな村の青年会が,村おこしをするという話。青年会は,村おこしをユニバーサル広告社に依頼した。この会社,前にも出てきたと思ったら,「花のさくら通り」という話で活躍していた。
ユニバーサル広告社は,村おこしのために村の牛穴湖に龍神湖という名前をつけ,ウッシーが出たと宣伝する。その後ウソがばれるが,村は活気づく。最初は,意味不明の方言が出てきて読みづらかったが,ドタバタの末ハッピーエンド。よかった。
コメント