見沼代用水東縁・さぎ山記念公園
御成道は大門を過ぎ,南部領辻に入ると,見沼代用水東縁(みぬまだいようすいひがしべり)が近づいてくる。見沼代用水は,利根川の流れを銚子方面に流す工事をした伊奈一族の,伊奈忠治が見沼溜井(ためい)をつくったのに始まるそうだ。1727(享保12)年に,井澤弥惣兵衛によって,見沼溜井が干拓され,見沼たんぼがつくられた。その農業用水確保のためにつくられたのが,見沼代用水だそうだ。
実は,見沼代用水の名前については,ずいぶん前から知っていた。萩の花WEBに南埼玉郡菖蒲町(現久喜市)の見沼代用水に1300株の萩が咲くと紹介している。わあ,見てみたい。
ということで,見沼代用水膝子交差点付近で,パチリ。
さいたま市上野田には,さぎ山記念公園がある。野田のサギ山は,サギの繁殖地として特別天然記念物に指定されていたが,その後サギが営巣しなくなり,指定は解除されていた。当時の浦和市は,サギ山の名を後世に残そうと,1986(昭和61)年に,さぎやま記念公園を開園している。この公園の西には,見沼代用水東縁が流れ,見沼自然公園がある。
写真は,修景池。手前は菖蒲園だろうか? かつての見沼・見沼田んぼのような感じを受ける。
| 固定リンク
コメント