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2022/04/14

松坂商人の館

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大橋で阪内川を渡り,松坂宿の本町に入ると旧小津左衛門家 松阪商人の館がある。小津家は,1653(承応2)年創業の紙店で,江戸にも出店している豪商だそうだ。

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本町には,三井家発祥の地がある。三井家は近江の武士で,三井家の家祖高利の祖父三井越後守高安が松阪に来て,高利の父高俊が松阪で酒・味噌の商いを始めたという。「越後殿の酒屋」が越後屋の屋号の起源で,「三井越後屋」から「三越」の名称が誕生した。1635(寛永12)年,14歳の高利は,商売の才に長けた母殊法から10両分の松坂木綿を手に,江戸に出たという。その後1673(延宝元)年,高利は江戸で「三井越後屋呉服店」を開業する。「店前(たなさき)売り」と「現銀(金)掛け値なし」で繁盛した。
※参考:三井広報委員会HP



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2022/04/13

松浦武四郎誕生地

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津市の雲出(くもづ)から雲出川を渡ると,松阪市小野江町となる。小野江町には,北海道の名付け親とされる松浦武四郎誕生地がある。松阪市指定史跡だ。松阪市は,武四郎が生誕200年を迎える2018年2月に合わせ,この生家の「主屋」「離れ」の保存修理と,土蔵2棟と納屋の補強工事を行っている。武四郎は,生家前を通る伊勢街道の多くの旅人に刺激を受け,旅を志すようになったという。写真は,津方向(北向き)。

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松浦家は代々村をまとめる地士(じし)で,名字帯刀を許されていた。庄屋でもあったようで,年貢米があつめられた。「離れ」は年貢を納める人の接待に使われたそうだ。
 写真左から,主屋,土蔵1,2(中央),納屋。

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2022/04/12

伊勢街道四日目/高茶屋駅から松阪宿まで

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約半年ぶりの伊勢街道歩き。前回終了したJR高茶屋駅から,雲出(くもづ)宿,六軒,市場庄,久米を経て松坂宿まで約12kmと松坂城への寄り道約2kmを含めて約14kmを,資料館などの見学を含め6時間で歩いた。六軒から久米までは,昔ながらの町並みが随所に残され,とても濃厚な街道歩きだった。特に,久米の舟木家長屋門は,すごかった。舟木家は南北朝時代から続く名家で,江戸時代には久米村惣庄屋であったそうだ。

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この日は暑く,当初はJR徳和駅か近鉄櫛田駅まで行きたかったが,松阪に着いた途端に,目標をあっさりあきらめた。でも,日野町の和歌山道と参宮街道の追分まで到着。帰りは自分にご褒美で,近鉄名古屋まで特急で楽ちん。

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2022/04/04

光ケーブル工事/4日ぶり開通

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光ファイバーケーブルが断線して,インターネット・ひかり電話が不通だったが,今日4日ぶりに開通。本当に良かった。光回線のありがたさを実感した。docomoひかりを契約しているが,工事はNTT西日本の関係。NTTは頼りになるよ。
たまっていた宣伝ばかりのPCメールは,今から削除。

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2022/04/02

ヒメリュウキンカ

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ヒメリュウキンカ,キンポウゲ科の花だという。
御成道歩きのときに道ばたに生えていて,きれいだなと思ったが,そのときは何の花だか分からなかった。
先日,遠江一宮駅の線路脇でも発見。ネットで調べると,ヒメリュウキンカ。花びらが黄色く光っていて印象的。

昨日,4月1日。非常勤講師で務める学校に行った。新年度スタート。

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2022/04/01

岩槻・東玉大正館

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岩槻区本町3丁目には,国登録有形文化財(建造物)の東玉大正館がある。この建物は,中井銀行岩槻支店として1921(大正10)年頃に建てられた。
久保宿町のこの付近に岩槻宿本陣と脇本陣があったという。(別の資料には,市宿町の埼玉縣信用金庫岩槻支店とある。)

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この建物は,1960(昭和35)年に人形の東玉の所有となり,東玉大正館となった。現在,人形の東玉「岩槻えいとく店」となっている。五月人形が展示してあった。

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