
津市の雲出(くもづ)から雲出川を渡ると,松阪市小野江町となる。小野江町には,北海道の名付け親とされる松浦武四郎誕生地がある。松阪市指定史跡だ。松阪市は,武四郎が生誕200年を迎える2018年2月に合わせ,この生家の「主屋」「離れ」の保存修理と,土蔵2棟と納屋の補強工事を行っている。武四郎は,生家前を通る伊勢街道の多くの旅人に刺激を受け,旅を志すようになったという。写真は,津方向(北向き)。

松浦家は代々村をまとめる地士(じし)で,名字帯刀を許されていた。庄屋でもあったようで,年貢米があつめられた。「離れ」は年貢を納める人の接待に使われたそうだ。
写真左から,主屋,土蔵1,2(中央),納屋。
コメント