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2022/10/23

湯島聖堂

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湯島聖堂に行った。2007年12月に中山道を歩いたときには,仰高門だけを写して大成殿までは行かなかったので,今回15年ぶりに訪れた。
湯島聖堂は,1690(元禄3)年に,徳川五代将軍綱吉が儒学振興を図るために,この湯島の地に創建したものだそうだ。その後,1797(寛政9)年には幕府直轄学校「昌平坂学問所」となっている。

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2022/10/21

時代の反逆者たち

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昨日まで「時代の反逆者たち」(保阪正康 ちくま文庫2022年刊)を読んだ。本の帯には,「歴史は変えられたのか! 10人の異端者、栄光と挫折」とある。取り上げられているのは,石原莞爾(いしわらかんじ),宮崎滔天(みやざきとうてん),出口王仁三郎(でぐちおにさぶろう),田中正造,田代栄助,西郷隆盛,佐久間象山,高野長英,大塩平八郎,大石内蔵助。読み仮名付きの3人の名前はなかなか変換できずにいたが,ATOKで「いしわらかんじ」と打って変換すると,一発変換。さすがATOK。・・・自分が知らなかっただけか。トホホ。

田中正造・佐久間象山・高野長英,名前は知ってはいても,詳しくは分からない人のことを知ることができた。高野長英の項では,田原藩の家老・渡辺崋山のことも出てきた。

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2022/10/19

兵馬俑展-名古屋市博物館

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名古屋市博物館で開催されている,特別展 日中国交正常化50周年記念「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産」に行ってきた。兵馬俑は,1974年に井戸を掘っていた農民が偶然見つけたそうだ。実物大の兵士や馬の陶器が大量に出土し,その数8000体と推計されているそうだ。さすが中国。スケールが大きい。

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2022/10/18

下津城跡と鎌倉街道の碑

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下津城(おりづじょう)は室町時代中期の築城で,1400(応永7)年,尾張国守護の斯波義重が守護所を置いたといわれている。応仁の乱後,尾張国守護代の織田伊勢守家・織田敏広が入城したが,1476(文明8)年に,分家筋の織田大和守家・織田敏定に敗れ,下津城は焼失している。その後,清洲城を居城とする敏定と,岩倉城を居城とする敏広が,尾張国を分割統治することになる。
下津城は,現在の稲沢市立下津小学校周辺だといわれている。

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下津城の南には住吉神社があり,その西隣に鎌倉街道址の石碑がある。碑文には,
「この地は古く折戸の宿といって鎌倉街道が通り,交通の要路を占めて戦国時代には下津城も築かれたが,西方に岐阜街道が整備されるとともに街並も移転して,街道としての機能を果さなくなった。」とある。

下津地域の鎌倉街道歩きでは,主に岐阜街道(鮎鮨街道)を歩いている。

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2022/10/17

笠懸の松 一名 下り松

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名鉄妙興寺駅から西へ約700m歩いたところに,ヤマトタケルに由縁がある笠懸の松がある。説明板には,
「昔 日本武尊が伊吹山の神を平らげに行かれる途次 この地の下り松に笠を懸け休息し 南の戸塚の剣砥石(七つ石)で剣を研ぎ・・・」
とある。
後で調べると戸塚の七つ石は笠懸の松から600mと近い。ヤマトタケルを調べているときに,七つ石にも行きたいと思っていたが,失念していた。惜しい。でもここに寄っていたら,今回の鎌倉街道歩きで新清洲までは着かなかっただろう,と良いように解釈。
それにしても,萱津神社・七つ石・笠懸の松・阿遅加神社と,鎌倉街道沿いにヤマトタケルゆかりの名所がたくさんある。

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2022/10/16

妙興寺

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一宮市大和町にある妙興寺は,正しくは長嶋山(ちょうとうさん)妙興報恩禅寺という。1348(貞和4)年に,滅宗宗興(めっしゅうそうこう)が開山した,臨済宗妙心寺派の寺院。本尊は釈迦三尊像。南北朝時代には尾張の北朝勢力の拠点であり,歴代の足利将軍から庇護を受けていたという。戦国時代に衰微するが,豊臣秀次(または秀吉)により再興した。妙興寺の境内全域が愛知県指定史跡。
鎌倉時代の禅宗様式を保つ妙興寺の建物の多くは,火災により焼失したが,その後再建されている。写真の佛殿は,1925(大正14)年再建。鎌倉街道は,妙興寺の東側を南北に通っていた。

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創建当時から残る勅使門には,後光巌天皇から賜った勅額「國中無雙禅刹」がかかっている。勅使門は,国指定重要文化財。

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2022/10/15

愛知の鎌倉街道を歩く/三日目・下津から清洲

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愛知の鎌倉街道三日目を歩いた。前回終了の一宮市大志1丁目交差点からスタート。妙興寺を経て河曲橋(こうわばし)・油田遺跡(あぶらでんいせき)・赤池一里塚,そして下津(おりづ)へ。四ツ家追分からは,美濃路と重なる。そしてやっとの事で,名鉄新清洲駅まで,鎌倉街道区間約13km。今回は,笠懸の松への寄り道や,東海道本線に隔たれた迂回区間4kmも含めると,20km弱を見学を含め6時間で歩いた。
河曲橋は,木曽川の分流鵜沼川にかけられた鎌倉街道の橋だそうだ。この地で,源行家が陣を張ったそうだ。

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この日の稲沢市の最高気温は27度。日差しがきつく,下津を歩いているときには休憩施設もなく,熱中症の手前だった。四ツ家の追分は,美濃路と岐阜街道(鎌倉街道)との追分。ここからは,2019年3月に歩いている→美濃路二日目。今回は清洲城はパスした。

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2022/10/09

ヤマナメクジとツチグリ

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月一度の吉祥山登山。今回は友人たちと楽しいハイキング。10月の山道には,野菊をはじめかわいい花がたくさん咲いていると期待していたが,今年はほとんど花がない。下ばかり見て下山中,何か変なものが・・・。実にグロテスク。私が騒いでいると友人が「ナメクジ」
彼は,すぐスマホで写しGoogle検索。やはりナメクジの仲間らしい。自宅で確認すると,ヤマナメクジという日本在来種らしい。大きいものは15~16cmになるらしい。ちゃんと触覚もみえたが,動かなかった。

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しばらく下山すると,今度はツチグリらしきもの。一瞬クヌギの実かなとも思ったが,写真を見返してみると,胞子の吹き出し口らしきものがある。右には,成長過程と思われるものがあり,勝手にツチグリと決めた。しかし,今日の写真は茶色いものばかり。

 

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2022/10/08

いーばしょ渡船 村祭り/牛川の渡し物語

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10月8日(土)17時まで,牛川の渡しで「第1回 いーばしょ渡船 村祭り」が行われている。だんごやゲームコーナ-など,さまざまなブースがあり,賑わっていた。渡船に乗る人や豊川(とよがわ)の風景をながめる人もいた。 このイベントの目的には,「1人1人の小さな一歩のチャレンジが集まり一つの祭りにする事で子どもからお年寄りまで誰もが新たな人やモノ、体験にで会える場所を作りたい。」とある。だんごやゲームコーナ-など,さまざまなブースがあった。

ネットの友だちmichiさんの紹介で,豊橋市在住の作家住田真理子さんのブースに立ち寄った。住田さんは,豊川海軍工廠での物語「ハイネさん」や,「公務員船頭 牛川の渡し物語」などを出版している。

 

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2022/10/07

石刀神社(いわとじんじゃ)

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旧鎌倉街道から少し入ったとことに,石刀神社がある。4月に行われる石刀祭には山車がでる。石刀祭は愛知県指定無形民俗文化財である。
祭神は,天岩戸をこじ開けたとされる手力雄命。一宮市今伊勢町馬寄に鎮座する。
今伊勢町なので,倭姫にゆかりのある中島宮かとも思ったが,中島宮は酒見神社の方らしい。いずれにしても今伊勢町周辺には,昔の伊勢神宮の中島神戸があったらしい。

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2022/10/06

香川元太郎/城郭原画展

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ふらっと豊橋市二川本陣資料館に立ち寄ったら,「甦る名城 香川元太郎 城郭原画展」をやっていた。香川元太郎氏は,日本画家でイラストレーター。日本全国の城郭を描いている。また,迷路絵本も有名だそうだ。書籍を購入した特典で,ポスターをいただいた。吉田城の原画,美しい。吉田城の他,吉田城下の東海道・吉田大橋も描かれている。
今回の原画展では,初公開の船形山城の原画も展示されている。普門寺も描かれていて,貴重。

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2022/10/05

黒田城跡

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木曽川資料館から,名鉄名古屋本線に沿って北へ進み,踏切を渡って野付川沿いに東へ進むと,黒田小学校の北東角に黒田城跡のモニュメントがある。黒田城は,織田伊勢守家の家老であった山内盛豊が城代として入ったと考えられている。山内一豊は,盛豊の三男として1545(天文14)年にはこの城で誕生している。

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2022/10/04

一宮市木曽川資料館

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玉ノ井駅から北東方向へ3km弱歩くと,名鉄新木曽川駅近くに,一宮市木曽川資料館がある。これは,旧木曽川町会議事堂で,1924(大正13)年建造。国の登録有形文化財(建造物)。

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議場が展示室となっていて,主に黒田城が出生地とされる山内一豊公を中心とした,一宮市域の戦国時代の様子がパネル展示されている。土日祝日開館。

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2022/10/03

愛知の鎌倉街道を歩く/二日目・玉ノ井から一宮

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昨日,愛知の鎌倉街道二日目を歩いた。前回終了の一宮市玉ノ井からスタート。まずは,鎌倉街道の黒田宿・名鉄新木曽川駅をめざす。新木曽川駅そばには,木曽川資料館・そして黒田城跡がある。黒田から南下し,石刀神社を通り,日光川を渡る。一宮市街地に入り,九品寺公園・真清田神社を見て,名鉄一宮駅まで。約10kmを見学を含めて,5時間で歩いた。 

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尾張国一宮真清田神社。古代に尾張地方を治めた尾張氏の奉斎に始まるとされ、尾張氏祖神の点火明命を祭神とするそうだ。

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