東海道五十七次講演会
豊橋市民センター(カリオンビル)で,豊橋市二川宿本陣資料館主催の東海道五十七次講演会が行われた。
講演は次の通り。
①東海道町民生活歴史館館長(元JR東海専務)の志田威氏が「教科書も伝え始めた大坂への東海道五十七次」
②草津市草津宿街道交流館館長の八杉淳氏が「道の国・近江と東海道草津宿」
③豊橋市二川宿本陣資料館館長の和田実氏が「東海道と二川宿」
志田氏は蒲原宿の出身。東海道町民生活歴史館となっている志田邸は,醤油を扱う商家で,建造物は国登録有形文化財となっている。その志田氏は,徳川幕府が定めた宿駅制を正しく学校教育で伝えるべきであると熱弁。東海道は一般的に京までの五十三次(品川~大津)と知られているが,本来は髭茶屋追分から,伏見・淀・枚方・守口の四宿を含めた五十七次であることを強調した。五十七次については認識していたが,人馬継立と継飛脚のことは,改めて再認識した。
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