とよかわ紋・藩ワールド
豊川市桜ヶ丘ミュージアムで行われている,特別展「とよかわ 紋・藩ワールド」へ行ってきた。豊川市域を領した大名家は,12藩20家という。その豊川市ゆかりの大名の中から7家を選び,それらの家の紋所に焦点をあてた新たな試みだそうだ。家紋をあしらった文箱・陣笠・三方・汁椀・盆などが展示されている。それぞれの家紋がのった武鑑(江戸時代の紳士録のようなもの)は,西尾市岩瀬文庫所蔵だそうだ。
旧吉田藩の大河内松平家は,丸に三つ蝶に十六葉菊紋。豊橋市に接する豊川市南部にあたる。
大岡越前守で有名な,三河西大平藩は,宝飯郡足山田村などに領地を持っていた。上がり藤に大の字をあしらった双六盤が展示してあった。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で双六をやっている場面がでたきただけに,興味深かった。
遠江相良藩の田沼意次も,豊川市域に領地を持っていた。七曜紋をあしらった宝物は,牧之原市史料館の所蔵。この史料館にはぜひ行ってみたい。
吉田城を築城した牧野古白を祖にもつ越後長岡藩は,丸に三柏紋。
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