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2023/02/23

三河一向一揆・3か寺を巡る/安城・本證寺

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大河ドラマ「どうする家康」の舞台になっていた,三河一向一揆の3か寺を巡った。あいにくの小雨模様であったが,安城市の本證寺には多くの歴史好きが訪れていた。ボランティアガイドの方が熱心に説明をしていた。
本證寺は,1206(建永元)年,慶円により創建された。
1563(永禄6)年の一向一揆では,本證寺の空誓が門徒に激をとばしてその中心となったそうだ。

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本證寺境内は,国史跡に指定されている。二重の堀と土塁が残っていて,まるで城のようだ。写真は鼓楼で,ここで太鼓がたたかれた。

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2023/02/19

岡崎/真宮遺跡

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真宮(しんぐう)遺跡は,岡崎市真宮町から六名一丁目にある縄文時代から鎌倉時代までの複合遺跡で,国の史跡に指定されている。
1973(昭和48)年に土地区画整理事業の工事中に発見されたそうで,現在は埋め戻されて真宮遺跡公園となっている。写真は,復元された縄文時代の住居跡。この遺跡は古代の官衙であるとする説もあり,近くを鎌倉街道が通っていることに納得。

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2023/02/07

渡八幡宮/渡古戦場跡

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JR西岡崎駅北側の岡崎市大和町沓市場付近は,鎌倉街道の矢作西宿とされる。
大和町を東へ行くと渡町となる。この地は,鎌倉街道の矢作川渡船の場。渡八幡宮が鎮座する。
平安時代の835(承和2)年の太政官符には,三河国,矢作・飽海の両河川にそれぞれ2艘の船が追加され4艘の渡船となったことが記されている。

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渡八幡宮から東海道本線のガードをくぐって南に進むと諏訪神社があり,その境内に渡古戦場跡がある。松平広忠と松平信孝が戦った所という。ただ,渡古戦場跡の石碑を見逃してしまった。

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2023/02/06

前庭天神社/JR東海・HC85

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山碕神明社前の道を東に行く。鎌倉街道は,JR東海道本線沿いに続く。安城市から岡崎市新堀町となる。
前庭(まえば)天神社と院庭(いんば)天神社が併せて奉祀されている。この地は,かつて伊勢神宮の三河国河内御薗だったといい,大化の改新以前の三河国の国衙があったという。とすると,ここを古代の東海道が通っていたとしても良いような気がする。写真は,西向き。

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前庭天神社を東に進むとJR西岡崎駅がある。さらに進んで渡八幡宮までの間に,東海道本線の電車がスピードを出して何本も通る。
そんななか,少しスピードを落として走る列車があった。よく見ると,JR東海のハイブリット式特急型気動車HC85のようだ。本来,高山本線の特急ひだとして運行しているはずの車両が,こんな所で見られるのは実にラッキー。今年は良いことがありそうだ。

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2023/02/05

安城/高木城跡・山崎城址

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高木城は,徳川十六神将の一人・高木清秀の居城とされる。高木清秀は,水野信元に従って三河一向一揆の鎮圧に功績があり,本能寺の変後は徳川家康の家臣となっている。この地は碧海台地の東端で,鎌倉街道は台地の縁を通っていたようだ。写真は東の矢作川沖積低地を望むが,城跡はその背後で,現在は竹藪になっている辺りのようだ。

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山崎城は,1543(天文12)年に,織田信秀に従った松平信孝が築城した。岡崎城の松平広忠と対峙したという。山崎城は,松平信孝敗死後も織田方であったが,1549(天文18)年の今川・松平連合軍による安祥城攻略の折に廃城となった。現在山崎城跡には,山碕神明社が建っており,神明社北側には空堀が残っている。
安城合戦の舞台。安城合戦のことは不勉強だった。鎌倉街道歩き,歴史の勉強になる。

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2023/02/04

愛知の鎌倉街道を歩く/八日目・宇頭から男川へ

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愛知の鎌倉街道八日目を歩いた。岡崎市の名鉄宇頭駅をスタート。安城市の高木城跡・山崎城址を見て,再び岡崎市に入って前庭天神社・JR東海道本線西岡崎駅を経て,渡橋で矢作川を渡った。真宮遺跡を見て,名鉄東岡崎駅・六所神社・竜美ヶ丘公園を経て,名鉄男川駅でゴール。約13kmを休憩を含め6時間で歩いた。宇頭駅を降りて,また入場券を買ってトイレを利用する失敗もあったが,まずまずのウォーキング。
写真は大行日吉法印の御堂。国の無形民俗文化財に指定されている「三河万歳」の始祖だそうだ。

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六所神社から明大寺町の坂を登ると,自然科学研究機構の敷地があり,竜美地区となる。竜美ヶ丘公園は,この地区が宅地開発されるにあたり整備された公園で,野鳥の楽園だそうだ。

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