2023/04/22
2023/04/12
2023/04/11
愛知の鎌倉街道を歩く/十一日目・御油から三河国分寺跡を経て和田辻まで
愛知の鎌倉街道十一日目を歩いた。名鉄国府駅から御油駅まで移動しスタート。西明寺から三河総社・八幡宮・三河国分寺・三河国分尼寺を経て,伊知多神社へ向かう。穂ノ原の豊川海軍工廠平和公園から,桜ヶ丘ミュージアム・豊川進雄神社・豊川稲荷の参道を通り,豊川駅東西自由通路で飯田線を越えた。三明寺を下ると,ここからは姫街道となり,当古橋で豊川を渡り,和田辻でゴール。約16kmを6時間で歩いた。
三河国分寺跡は近年発掘調査がされ,金堂跡・南大門跡・講堂跡が見つかっている。写真の高木のあるところが塔跡。中央奥は八幡宮。
豊川稲荷参道からJR飯田線豊川駅へ向かった。久しぶりに訪れた豊川駅はずいぶん整備されていた。西口の駅前広場ではキツネのオブジェが出迎えてくれた。豊川駅は,東西自由通路ができ,ずいぶん便利になったと感じる。
2023/04/08
春照宿と長浜道との追分
日本武尊と白猪の像から北へ進む。北国脇往還に復帰して,常夜灯を北に曲がると春照(すいじょう)宿の昔ながらの街並みとなる。もとは「水上」であったが,たびたび大火に見舞われたため村人が行者に相談すると,地名がよくないということで「春照」に改名したという。春照宿は,北陸への宿場であると同時に,長浜からの湖上交通の中継拠点としてにぎわったそうである。
春照宿北の八幡神社の角に,北国脇往還(右・直進方向)と長浜道(左方向)との追分を示す道標がある。
2023/04/07
嘘つきジェンガ
「嘘つきジェンガ」(辻村深月2022年文藝春秋社刊)を読んだ。「2020年のロマンス詐欺」「五年目の受験詐欺」「あの人のサロン詐欺」の3編の短編集。
「2020年のロマンス詐欺」は,コロナの影響で仕送りが減ってしまった大学生がバイトでロマンス詐欺を働くことになる話。
「五年目の受験詐欺」は,受験の親向けに入った「まさこ塾」に「特別紹介の事前受験」のために100万円払ってしまった話。
「あの人のサロン詐欺」は,漫画原作者に成りすましてオフ会を開いていたが,本当の原作者が事件を起こしてしまったという話。
いずれもウソがばれたら大変なことになる,不安をあおらせておいて,最後は何となく希望が持てる。辻村深月さんらしい展開。
2023/04/03
2023/04/02
北国脇往還1/関ケ原宿から春照宿まで
4月1日,北国脇往還を関ケ原宿から玉宿・藤川宿・春照(すいじょう)宿まで歩いた。JR東海道本線関ケ原駅を降り,中山道との追分・十六銀行角交差点を北にスタート。すぐに関ケ原宿本陣跡の八幡神社に突き当たる。19年前の中山道歩きの時にも来ているのだが,その時の印象はない。まあ今回は,北国脇往還の関ケ原宿本陣と考えよう。関ケ原宿本陣跡のスタジイは,江戸時代から旅人を見守ってきたという古木で,県と町の天然記念物。北国脇往還は,八幡神社の西側を北に進み,東首塚を経て,関ケ原の合戦・徳川家康最後陣跡に向かう。
徳川家康最後陣跡には,厭離穢土・欣求浄土ののぼりが立つ。近くには2020年に開館した,岐阜関ケ原古戦場記念館があるが,街道歩き優先で,今回はパス。北に進み,玉宿を経て,滋賀県米原市の藤川宿・春照宿を通り,小田(やないだ)で姉川を渡った。当初の目的地は,姉川古戦場だったが,長浜市相撲庭(すまいにわ)に入ったところで断念。湖国バス野一色バス停までもどって,ゴール。約17kmを休憩を含め6時間で歩いた。いっしょに歩いてくれたYさんと,次回の歩きを約束して帰った。
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