間宮林蔵・探検家一代
昨日までに,「間宮林蔵・探検家一代 海峡発見と北方民族」(髙橋大輔著 中公新書ラクレ2008年刊)を読んだ。
以前つくばみらい市の間宮林蔵記念館に行ったことをXでつぶやいたら,「おすすめ本.com」さんが,この本を紹介してくれた。最近の新刊かと思ったら,15年も前の発行なので手に入らず,豊橋市中央図書館で検索したら見事にhit。さっそく借りてよんだ。
間宮林蔵がたどった足跡を,この本の著者の探検家髙橋大輔氏が巡ったものだ。間宮林蔵は二度にわたってサハリンを探検し,二度目の探検でサハリンが島であることを確認した後,アムール川をさかのぼり,満州仮府デレンまで行った記録を詳細に紹介している。
髙橋氏は,ロシアのユーリ博士の案内で,ハバロフスクからデレン(現ノボイリノフカ)を経て,下流のプラバまで行き引き返したそうだ。プラバでは,北海道から逃れてきたアイヌの人と対面している。本当にすごい。
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