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2023/11/28

漂泊の楽人/内田康夫

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「漂泊の楽人」(内田康夫著1996徳間文庫=1986講談社刊)を読んだ。いただいた本だが,文庫本は持ち運びに便利で,ちょっとした時間に読むのにはいい。浅見光彦シリーズ。内田康夫の作品は,ずいぶん昔にいくつか読んだと思うが,全く覚えていない。

この作品には,新潟の角兵衛獅子や,魚沼地方津南町とか新潟市月潟村などの地名が出てきて,なかなか面白い。いままで全く知らないところで,興味を引いた。
事件の鍵を握るのはワードプロセッサー。作品の中では,ワープロの仕組みを細かく説明している。ワープロが出たての時には,そんな説明も必要だったのだろう。40年前には,こんな機械が200万円もしたとは隔世の感がある。自分はこんな高いものは買ったことはないが,その仕組みとか辞書フロッピーがどうのこうのはすべて分かる。ストーリーも面白いが,別の意味で良かった。

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2023/11/21

小谷宿本陣跡

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小谷伊部宿本陣。結構立派な遺構が残っていて感動した。伊部は,浅井氏の時代,小谷城の城下町として栄えた。しかし,秀吉が1574(天正2)年に長浜城を築いた際に,長浜に移住させられたという。その後,北国脇往還の宿場として復活している。伊部宿を上小谷宿,次の郡上宿を下小谷宿といい,江戸に向かう上りは伊部宿を利用したという。

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石碑には,小谷城趾登山道とある。この先,小谷城は近い。Yさんの案内で登ろうとしたが,途中で熊が出たので登山禁止となったのは,もう9年も前のこと。

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2023/11/14

北国脇往還/野村宿・八島町

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姉川古戦場近くの間の宿・野村には,大名が小休する本陣佐々木家がある。佐々木家の路地門は,福井藩主の下賜金で建立されたという。この写真右手に「右 北国道」「左 江戸谷汲」と記された道標が建つ。写真は,谷汲道を見る。

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野村宿を抜け,草野川を渡る付近は,かつては「福良の森」といって寂しいところだったそうだ。今は,道の駅「浅井三姉妹の郷」もあり,賑わっている。
しばらく行くと長浜市八島町の集落に入る。この集落には,四つの道標がある。北国脇往還の表示や説明板もきちんとしていて分かりやすい。八島集落の北出口には亀島古墳があり,この付近には一里塚もあったという。

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2023/11/07

姉川古戦場

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史跡姉川古戦場。1570(元亀元)年6月28日,浅井長政・朝倉景健連合軍と,織田信長・徳川家康連合軍が,姉川の両岸に布陣して合戦を展開したという。

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北国脇往還野村宿からほど近い,姉川堤防上に「姉川戦死者之碑」がたつ。この石碑から姉川を越える旧野村橋は,現在老朽化により,自動車の通行はできない。

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2023/11/04

北国脇往還2/野村宿から小谷伊部宿まで

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北国脇往還二日目。前回終了の長浜市相撲庭(すまいにわ)町から,野村宿・小谷伊部宿を経て,小谷城戦国歴史資料館を見学。郡上宿を大急ぎで通り抜け,JR北陸本線河毛駅でゴール。寄り道・見学を含めて約15kmを休憩を含め6時間で歩いた。今回もYさんと同行。途中,道を間違えそうになったとき,Yさんが適切にフォローしてくれ,助かった。途中七尾町づくりセンターでは,トイレを貸していただき,感謝。写真は長浜市佐野町付近。七尾山を望む

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道の駅浅井三姉妹の郷には,「お市の方と浅井三姉妹」の像があった。

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