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2024/11/30

「成瀬は信じた道をいく」を読んだ

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「成瀬は信じた道をいく」(宮島未奈著 2024年 新潮社刊)を読んだ。本屋大賞を受賞した「成瀬は天下を取りにいく」の続編。前作は,電子書籍で読んだが,今回は単行本で。ほぼ一日で読んだ。とにかく面白い。
主人公の成瀬あかりさんは,父親の心配をよそに,京都大学にゆうゆう合格。近所のスーパーのレジをやりながら,びわ湖観光大使をつとめる。2025年の年末には突如家を出て,親友の島崎あかりさんや観光大使の相棒篠原さんらに行方を探させる。挙げ句の果ては紅白歌合戦のけん玉に参加し,中学時代の「紅白に出る」という目標を達成するとオチまでついた。続々編も出るのが待たれる。

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2024/11/28

第27回ゆかいな仲間達写真展

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Netの友人michiさんのお誘いを受け,第27回ゆかいな仲間達写真展に行ってきた。会場は,豊川市国府町のCafe Gallery 栄知村(えじそん)。michiさんの作品は,道端のひまわりの前でバイクを写した1枚。michiさんはバイクを3台お持ちで,常に愛情を持って整備しつつ,ツーリングを楽しんでみえる。愛車カワサキA1もきれいなひまわりの前でうれしそう。
久しぶりにmichiさんとおしゃべりして,楽しかった。
2年前の「第2回バイク・ソロツーリストの写真展」の記事。

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2024/11/23

伊勢東街道二日目/養老から美濃山崎まで

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伊勢東街道二日目。養老鉄道養老駅から美濃山崎駅までの13.5kmを約4時間で歩いた。前回と同じでYさんとの二人旅。道順でだいぶ助けられながら何とか山崎駅まで歩けた。前回の道は米原と濃州三湊(養老町)を結ぶ九里半街道と重なっていたが,船着灯籠群二か所を見学。この写真は,一色地区船見の灯籠。近くに津屋川が流れる。

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美濃津屋駅近くの本慶寺は津屋城跡。海津市史跡。
海津市HPには,「津屋城には、関ヶ原合戦まで高木八郎左衛門が居城していたが、西軍に従ったために没落し、廃城となった。現在、本慶寺境内地に主郭部の土塁・堀などが残り、旧態を推定することができる。」とある。

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2024/11/21

地中海世界の歴史3/白熱する人間たちの都市

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地中海世界の歴史3/沈黙する神々の帝国 エーゲ海とギリシャの文明(本村凌二著 講談社選書メチェ 2024年)を読んだ。前編の地中海世界の歴史2/沈黙する神々の帝国 を読んでから,実に3か月もかかってしまった。
本編は主にBC500年からBC300年にかけての,ギリシャの古典期に焦点を当てている。読むのにあまりにも時間がかかってしまったので,前の方は忘れてしまった。

とにかくアテナイ(アテネ)とスパルタのポリスの違いがくわしく書かれていた。アテナイはギリシャの中心的ポリスで,直接民主制をとっていた。市民は戦争に行く義務がある。その市民は,何人もの奴隷を持ち,奴隷に働かせていた。奴隷は,アテナイが戦いで勝ち,負けた相手の国から連れてきた者もいる。奴隷から生まれた者は,奴隷の身分のまま。アテナイの繁栄は,奴隷制の上に成り立ち,市民は奴隷制を当然な者としていたということには驚かされた。女性は家から外へ出ず,買い物などは奴隷に行かせていたという。男女差別の世界だ。
一方,スパルタは,子供を幼いうちから軍事施設のような学校で鍛錬し,戦いのために育て上げていたという。これがスパルタ教育か。スパルタは,アテナイとの戦いに勝ったが,人口が少なくやがて衰退していく。アテナイには,パルテノン神殿を始め有名な遺跡が残っているのに対し,かつてのスパルタの土地は,今ではほとんど何も残っていないそうだ。

哲学者,ソクラテス,プラトン,アリストテレスのこともくわしく書かれていて,勉強になった。

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2024/11/10

養老町/桜井白鳥神社

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牧田宿から伊勢東街道を南東に進むと,養老町桜井の集落となる。桜井白鳥神社は,ヤマトタケルゆかりの神社である。古事記の記述からすると,この地は伊吹山で敗れたヤマトタケルが,居醒めの清水で覚醒し,杖衝坂・尾津へ向かう途中の当芸(たぎ)の野にあたるのではないかとされる。この地には古代から伊勢街道が開かれ,ヤマトタケルが通ったことから「みゆきみち」とよばれていた。

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「境内に井戸があって,その水質が,桜のように甘美であるというので村名を桜井と名付けたといい,ヤマトタケルが伊吹山からの帰りにここで休息し,この水を賞味した」という。また,池の伝承には,日照りが続いたとき,桜井の白鳥神社の池の水をかき出すと必ず雨が降ったとされる。境内の「日本武尊遺跡桜の井」は,町史跡に指定されている。

なお,この南の上方(うわがた)集落にも,日本武尊を祭神とする上方白鳥神社がある。

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2024/11/09

豊橋市二川宿本陣資料館,再始動記念

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11月3日から豊橋市二川宿本陣資料館がリニューアルオープンし,「再始動記念展〜東海道の描きかた〜」を行っている。この企画展は,写真撮影OK。東海道図屏風はじめ,洛中洛外図屏風,東海道西海道図巻などが展示されている。(上の写真は常設展示)

リニューアルオープンといっても,トイレの設備を新しくし,エレベーターを設置したもの。さっそく,トイレとエレベーターを利用。エレベーターで2階へ。2階へは久しぶりに行ったが,伊勢や日光,金比羅詣での道中の展示が,自分にとって目新しかった。

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ほんじんこうざ特別編「古代中世の神坂峠越え」・阿智村教育委員会の中里信之氏の講演を聴いてきた。

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2024/11/04

WHAT'S HAGISANアクセス134000

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WHAT'S HAGISANのアクセスが134000となった。133333が9月25日だから,約40日で667。最近では結構早いか。
皆さん,ご覧くださりありがとうございます。

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2024/11/03

伊勢東街道一日目/関ヶ原から養老まで

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伊勢東街道一日目。関ヶ原から牧田宿を経て養老駅までの13.5km,休憩・寄り道を含めると約5時間で18kmを歩いた。この道は,米原と濃州三湊(養老町)を結ぶ九里半街道と重なり,関ヶ原の戦いのときに薩摩軍が退路に使った伊勢西街道は,牧田宿で分かれる。
関ケ原町から大垣市の旧上石津町に入ったところの烏頭坂には,薩摩軍のしんがりをつとめた島津豊久の墓が残る。

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牧田宿は,九里半街道の中継地点で,江戸時代には尾張藩の庇護を受け栄えたという。牧田宿には二軒の五井家が問屋を務めていた。写真は,東五井家の旧郵便局で,大垣市の都市景観遺産となっている。
歴史的な町並みや常夜灯などもあったが,トイレ利用のために写真撮影もそこそこにファミマに急いだのが心残り。

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2024/11/01

竹島・竹島水族館

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蒲郡の竹島に行ってきた。といっても対岸からからながめるだけ。以前は島まで歩いたけど,ちょっと面倒なのでやめてしまった。体力維持のためには歩かなければならなかったと少し反省。

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竹島水族館は,深海の大水槽やカピバラやアシカのコーナーを広くして,リニューアルオープンした。深海の水槽ではタカアシガニを身近に見ることができるが,まだ物足りない感あり。これから展示する深海魚が増えていくのだろうか。リニューアルにともなって,蒲郡市民以外の入館料が900円から1200円に。毎年のように来ているのに,近隣市町村の住民としては不公平に感じる。

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