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2025/04/23

蒲生邸事件をよんだ。

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「蒲生邸事件」(宮部みゆき著 文春文庫 2000年刊)を読んだ。94
大学受験生孝史が予備校受験のため宿泊していたホテルが火事になり,時間旅行者平田に助け出される。助け出されたのはそのホテルが建っていた旧蒲生邸で,二二六事件が起こった1936(昭和11)年2月11日だった。二二六事件が起こった2月11日,退役陸軍大将の蒲生憲之が自決する。ただ自決ならば側にあるはずの拳銃が見つからず,誰かが殺したのではないかという疑問も残る。
平田はこの蒲生邸の下働きとして雇われていて,やけどを負った孝史は平田の甥として紹介され,女中のふきの世話になる。

1945(昭和20)年5月,空襲よる火事で蒲生邸が延焼したことを,タイムトリップで見た孝史は,ふきに一緒に出ようと言うが,ふきは断った。孝史とふきは,ふきの誕生日4月20日正午に浅草雷門で逢う約束をして,孝史は現代に帰った。そして,4月20日に現れた女性はふきの孫であった。ふきは6年前にがんで亡くなっていて,孝史に手紙を残していた。

文庫本で680ページにも及ぶ長編で,とても読み応えがあった。この作品は,1996年の日本SF大賞を受賞している。それにしても,あとがきで「蒲生憲之陸軍大将はまったく架空の人物」と記述されているのにはビックリ! それを読むまで,蒲生邸事件は本当にあったと思っていた。

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2025/04/17

Redmi  Watch 5 Liteを買った。

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Redmi Watch 5 Liteを買った。先日の吉祥山登山のときに,10年弱使った腕時計を落としてきたので,思い切ってネット通販で購入。6480円。シャオミ(Xiaomi)のスマートウォッチ,中国製。マニュアルはほぼ英文でまいった。日本語表記は2ページのみ。Xiaomiのアカウント登録をしたが,同封の日本語のマニュアルとかわらない。
電源の入れ方さえ分らないので,とりあえず充電を開始するとすでに75%充電済みで動き出す。インターネット上の初期設定をした人のサイトを見る。スマートフォンにアプリ「Mi Fitness」を導入して,Redmi Watch 5 Liteとスマートフォンを同期させる。
いろいろさわってみて少しずつ分ってきた。

Redmi Watch 5 Liteをつけて床屋さんに行ったところ,往復の歩数1730と記録されていた。睡眠33分は,床屋さんで寝ていたらしい。(そんなに寝ていないが,たぶん同じ姿勢でいたからだろう。) 明日1km公園を歩くとどうなるだろう。



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2025/04/03

美濃街道/多度駅から桑名城跡まで歩く

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美濃街道を多度駅から桑名城跡まで約10kmを4時間弱で歩いた。今回もYさんと同行。
関ヶ原から養老を経て海津市旧南濃町までが伊勢東街道。美濃境で三重県桑名市多度町に入ると,街道名は美濃街道となる。都合四日間の街道歩き。北国脇往還歩きで,関ヶ原から米原市春照まで一日で歩いているので,滋賀県米原市春照から岐阜県関ヶ原町・養老町・海津市旧南濃町,そして三重県桑名市旧多度町から桑名市江戸町の旧東海道追分まで合計五日間。ヤマトタケルが伊吹山の神・白猪に敗れて杖突坂を経て尾津の前から能褒野に至る道をめぐった。

尾津前で,ヤマトタケルは松の木に立てかけて忘れてしまった刀がまだあったという歌を歌っている。多度には戸津の尾津神社,小山の尾津神社,御衣野(みぞの)の草薙神社があり,この三か所が尾津前とされる。今回の歩きは,尾津神社(小山)をスタート。ちょうど桜の花がきれいに咲いていた。

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美濃街道は桑名市江戸町で旧東海道に突き当たる。歌行燈の店があるところだ。そこから,桑名城址・九華公園はすぐそば。本多忠勝さんがお出迎え。九華公園の桜は八分咲き。とてもきれいだった。

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