
先月,カフネ(阿部暁子著 講談社 2024年刊)を読んだ。2025年の本屋大賞受賞作。96
主人公薫子は,亡くなった弟春彦が遺言で残した通り,遺産の一部を相続するよう春彦の婚約者小野寺せつなに伝える。せつなは,拒否する。
薫子は,夫公隆から離婚されすさんだ生活をしていた。そんな時,倒れた薫子にせつながおいしい食事を用意してくれる。
そして,せつなから家事代行サービス「カフネ」を手伝ってほしいと依頼される。「カフネ」の利用者は,様々な事情を抱えているが,せつなの料理に救われる。
引き込まれる内容で,すぐに読むことができた。とてもおもしろかった。
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