2025/11/30
2025/11/29
「セツと八雲」を読んだ。
「セツと八雲」(小泉凡著:聞き手・木本健二 2025朝日新書)を読んだ102。セツは,小泉八雲の妻で,NHK朝ドラ「ばけばけ」の主人公松野トキのモデルだ。著者の小泉凡さんは,小泉八雲とセツのひ孫にあたり,小泉八雲記念館館長を務めている。この本は,朝日新聞の木本健二さんが,小泉八雲とセツを研究している小泉凡さんから聞き取ったもので,凡さんは「僕」として話している。
八雲の日本での第一作は,「知られぬ日本の面影」。松江の様子や,セツから聞いた言い伝えや怪談を含んでいる。凡さんによると,八雲は一旦この出版契約を破棄しようとしたが,セツが契約破棄の書簡を投函せず,トラブルを避けたとのことだ。
凡の名前は,マッカーサーの軍事秘書として来日したボナー・フェラーズからとったそうだ。フェラーズは昭和天皇を軍事裁判にかけるのを回避するようマッカーサーに働きかけた人物で,残されたセツや子のことを思いやり,亡き八雲の作品の出版にも尽力したそうだ。
八雲の長男一雄は,孫の名前をボナーからとって「凡」としたいとフェラーズに手紙を送ったそうだ。
これらのエピソードは,凡さんでなければ語られなかったと思う。たくさんある八雲関連の本から,この一冊を選んでよかった。
2025/11/27
徳川美術館/特別展 国宝源氏物語絵巻
11月26日,徳川美術館の特別展「国宝源氏物語絵巻」に行ってきた。徳川美術館の開館90周年記念ということ。源氏物語絵巻は,特に見たかった。JR中央線大曾根駅から10分ほど歩いて到着。係員の150分待ちという札を見て唖然。それでもせっかく来たのだからと列に並ぶ。以前見たからと途中をとばして行ったが,蓬左文庫の「尾張家臣団」の展示室の前で入場制限30分以上待つことに。入場してからは,最前列コースでなく後ろから鑑賞のコースで見学。後ろからだが,源氏物語絵巻の実物を見ることができて,感激した。
徳川美術館では現存する源氏物語絵巻4巻のうち3巻を有し,今回は東京の五島美術館所蔵の1巻を含め全巻を一堂に展示している。10年ぶりの開催だそうだ。徳川美術館へ来たのは2年半ぶり。
徳川美術館を出て,徳川園を急ぎ足でまわった。こちらは約20年ぶり。前回は,冬牡丹を見学に来た。さすがに牡丹はなかったが,紅葉が始まっていた。つわぶきがきれいだった。また,来れるかなあ。
2025/11/23
原発被災地「小高」の本を読んだ。
「苦難の日々を心に刻み,再生へ向かって歩む 明日は必ず来る 原発被災地小高」(小高夏期自由大学事務局編著 2025ヨベル新書)を読んだ。101
小高(おだか)は福島県南相馬市小高区のこと。2011年の東日本大震災による東京電力第一原子力発電所の爆発事故により,小高区全域に避難指示が出され無人となった。避難指示が解除となったのが2016年7月。人口は震災前の約1万2千人から3割程度となっている。
しかし小高区では,住民が中心となって街の復興を推進し,東京大学や東北大学をはじめとした研究者や学生が協力して街づくりを行っている。この3年余りの間に,パン&カフェ「アオスバシ」,震災遺構としての「おれたちの伝承館」,ぷくぷく醸造,「小高町歴史郷土史料室」などなど,たくさんの施設ができている。小高区へ引っ越してきて起業する人も多い。元気な町だ。
この本は,そんな小高の人々の活躍とこれからの課題について語り合った「第2回小高夏期自由大学」の記録である。
2025/11/19
第29回ゆかいな仲間達写真展
一年に二回開かれる「ゆかいな仲間達写真展」に行ってきた。ご案内いただいたmichiさんと,おいしいコーヒーをいただきながら楽しいひと時を過ごすことができた。michiさんは,毎回ツーリング先でのバイクとのツーショット写真を出品されている。michiさんのバイクへの愛情が感じられる。
お互いの持病の話で盛り上がったのは(笑)。それぞれの趣味であるバイクツーリングと街道歩きをできるだけ長く続けようと話になった。何か元気づけられた。
11月19日(水)~22日(土)、豊川市国府町の「カフェギャラリー栄知村」にて。
2025/11/16
垂井城跡と南宮大社
友人と岐阜県垂井町に残る関ケ原合戦の陣跡を巡った。垂井は中山道の宿場町で,何回か訪れたことがある。美濃路の終着点でもある。
今回は,垂井駅北口を西進。突き当りの高台にあるのが垂井城跡。専精寺の境内になっている。垂井城は平塚為成の居城で,関ケ原の戦いでは大谷吉継と行動を共にしたという。垂井城跡の北側には見覚えがある景色があった。垂井の泉とある。ここは,中山道歩きのときに見学したところで,この泉が垂井という地名の由来だそうだ。
垂井の泉から,中山道にある南宮大社石鳥居が見える。この鳥居は,南宮大社の社殿とともに重要文化財となっている。中山道歩きのときには,この鳥居を見て,「南宮大社に寄りたいな」と思ったところだ。今回は念願がかなった。ちょうど七五三の時季で,境内は七五三詣りの家族でにぎわっていた。南宮大社は,鉄鉱・鉱山を司る金山彦大神を主祭神としているそうだ。美濃国一之宮。












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