「成瀬は都を駆け抜ける」を読んだ。
「成瀬は都を駆け抜ける」(宮島未奈著 2025年 新潮社刊)を読んだ。本屋大賞を受賞した「成瀬は天下を取りにいく」,続編「成瀬は信じた道をいく」,そして本書は成瀬あかりシリーズの三作目,完結編だ。「やすらぎハムエッグ」「実家が北白川」「ぼきののか」「そういう子なので」「親愛なるあなたへ」「琵琶湖の水は絶えずして」の短編6編からなる。それぞれの短編は,主人公成瀬にかかわる様々の人の視点で描かれていて,成瀬の人柄にひかれていく。
成瀬はびわ湖大津観光大使を務めている。京大2回生となり,京都を極めると,友人からもらったガイドブックに付箋が貼ってあった100か所すべてをクリアしようとする。そして,盲腸でびわ湖大津観光大使としての琵琶湖疎水のガイドができなくなり,幼馴染で東京に住む島崎に代役を頼む・・・。
とにかく痛快な小説。三作目で完結というのは惜しい。続編が望まれる。












最近のコメント