2022/04/01

岩槻・東玉大正館

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岩槻区本町3丁目には,国登録有形文化財(建造物)の東玉大正館がある。この建物は,中井銀行岩槻支店として1921(大正10)年頃に建てられた。
久保宿町のこの付近に岩槻宿本陣と脇本陣があったという。(別の資料には,市宿町の埼玉縣信用金庫岩槻支店とある。)

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この建物は,1960(昭和35)年に人形の東玉の所有となり,東玉大正館となった。現在,人形の東玉「岩槻えいとく店」となっている。五月人形が展示してあった。

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2022/03/31

岩槻城址公園の桜

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今回の御成道歩きのメインは,岩槻城址公園の桜。岩槻城は,大宮台地の東端にあり,元荒川に面していたそうだ。元荒川が,自然の外堀となっていて,写真の池は内堀にあたり,元荒川の河川敷にできた沼のようだ。

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桜に赤い八ツ橋が映える。

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2022/03/30

日光御成道4/岩槻宿から幸手追分

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日光御成道を,東武野田線岩槻駅から,岩槻城址公園を経て,幸手追分まで歩いた。今回もとらぞうさんのお供で。行程自体は約15kmだそうだが,20kmぐらいは歩いたかも。約8時間ぐらい歩いただろうか。岩槻宿には,市宿通りと久保宿通りがあるそうな。街道は,電柱もなく,整備されている。

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後半は,6時に幸手駅に着きたかったので,熱心に道標を調査するとらぞうさんとわかれて,独歩。おかげで,和戸駅近くのファミマで道を間違えてしまい,大きなロス。それでも何とか,幸手追分にゴール。幸手追分は写真奥の信号交差点。ここで,日光道中と日光御成道が合流したわけだが,当時のものは何もない。

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2022/03/08

見沼代用水東縁・さぎ山記念公園

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御成道は大門を過ぎ,南部領辻に入ると,見沼代用水東縁(みぬまだいようすいひがしべり)が近づいてくる。見沼代用水は,利根川の流れを銚子方面に流す工事をした伊奈一族の,伊奈忠治が見沼溜井(ためい)をつくったのに始まるそうだ。1727(享保12)年に,井澤弥惣兵衛によって,見沼溜井が干拓され,見沼たんぼがつくられた。その農業用水確保のためにつくられたのが,見沼代用水だそうだ。
実は,見沼代用水の名前については,ずいぶん前から知っていた。萩の花WEBに南埼玉郡菖蒲町(現久喜市)の見沼代用水に1300株の萩が咲くと紹介している。わあ,見てみたい。
ということで,見沼代用水膝子交差点付近で,パチリ。

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さいたま市上野田には,さぎ山記念公園がある。野田のサギ山は,サギの繁殖地として特別天然記念物に指定されていたが,その後サギが営巣しなくなり,指定は解除されていた。当時の浦和市は,サギ山の名を後世に残そうと,1986(昭和61)年に,さぎやま記念公園を開園している。この公園の西には,見沼代用水東縁が流れ,見沼自然公園がある。
写真は,修景池。手前は菖蒲園だろうか? かつての見沼・見沼田んぼのような感じを受ける。

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2022/03/07

日光御成道3/東川口駅から岩槻駅

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先日,日光御成道をJR東川口駅から,大門宿を経て,東武野田線岩淵駅まで歩いた。約13kmの行程だが,寄り道をしたのでもう少し歩いている。約6時間。
今回の歩きでは,大門宿本陣表門が素敵。きれいに整備されていた。大門宿は江戸から6里19町の宿場で,大門宿の本陣は1694(元禄7)年に建造され,埼玉県指定史跡となっている。大門宿には,脇本陣表門も残っていて,こちらはさいたま市指定有形文化財(建造物)。

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今回の歩きで,寄り道したところに大崎山国昌寺がある曹洞宗の寺院で,江戸時代には,徳川家光以来,寺領十石の寄進を受けている。
十六弁の菊花紋が施された山門は,江戸時代中期の建立で市指定有形文化財。欄間の龍は左甚五郎作と伝わる。

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2021/11/27

日光御成道2/赤羽岩淵から東川口駅

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とらぞうさんのお供で,日光御成道をJR赤羽駅から岩淵宿と通り,荒川大橋を渡って,川口宿・鳩ケ谷宿を歩いた。とらぞうさんによると,日光御成道の経路としては,約12kmだが,いろいろなところに残る史跡・文化財を訪ねたので20km以上,昼食を含め8時間をかけて歩いた。
「日光御成道2」としたのは,とらぞうさんの街道歩きに合わせたため。自分も,東大前の御成道追分から駒込までは歩いたことがある。でも,駒込・岩淵間もやがて歩くかも。

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川口市に残る旧田中家住宅。国指定文化財。圧倒される。川口市のHPには, 大正10年(1921)着工、同12年竣工の煉瓦造り3階建て、ルネッサンス様式の流れをくむ大正時代の本格的洋風住宅」とある。おお,100年前に着工。

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2016/04/02

日光道中/幸手権現堂桜堤と小右衛門村一里塚

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平成28年4月2日(土),とらぞうさんのお伴で,日光道中を杉戸高野台駅から幸手宿を経て,栗橋宿まで歩いた。この区間を歩くのは,二度目。約4年ぶりとなる。
杉戸高野台駅から国道4号に出ると,すぐに幸手市に入る。東武線の踏み切りを越えたあたりで,徐々に思い出してきた。前回は6月で,バテバテの街道歩きだった。幸手宿に入ると,桜見物の人が駅から権現堂桜堤にぞくぞくと歩いていく。街中では,無料のお茶休憩所が何か所もあった。
大渋滞の自動車を見ながらやっとのことで,権現堂桜堤に着くと,みごとな桜に圧倒された。すごい。近くには菜の花が植えられていて美しさも倍増。「晴れていれば・・・。」と悔しがっていたとらぞうさんも,大満足。ただ,菜の花の匂いで,むせてしまったのには,びっくり。
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中川を渡ると,幸手市外国府間。そして,久喜市小右衛門。一部,前回歩いたところと違っていた。今回,一里塚を見ることができた。どうやら,私が間違えていたらしい。30mぐらい西側を通る道(墓地の向こう側の道)を歩いていた。とらぞうさんに「どちらも旧道ですよ。」となぐさめられた。

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2013/03/30

日光東照宮

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3月30日(土),昨日に引き続き,日光道中鉢石宿・日光東照宮まで歩き,日光道中を完歩した。
まず,バスで昨日の終了地点松本に向かう。バスを待つ時間,歩き出してしばらくは,寒かった。この日は,昨日より7度も低いという。それでも,朝のうちは順調に歩き,大沢中学校まで難なく来ることができた。一時間弱。本当は,昨日ここまで歩いておきたかったのだが・・・。
その後は,杉並木が続く道。のんびり歩くうちに,今市宿も順調に通過。杉並木公園の報徳庵というところで,ざるそばを食べ,いよいよ最後の宿場,鉢石宿に向かった。しかし,今市から鉢石までは,本当に杉並木の連続で,全くどこを歩いているのか分からないほどだった。とにかく,すごい。
鉢石に着いて,突き当たりが神橋で,そこから日光東照宮に向かう。小学校の修学旅行以来45年ぶりに陽明門をくぐった。でも,昔のことは,ちっとも覚えていない。ああ,こうなっていたのか・・・。本当は,もうちょっとじっくり見学していたかったが,帰りのことがあるので,今日は早めに引き上げた。また,来よう!
下調べが不十分で,鉢石を見損なったのが残念。

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2013/03/29

徳次郎宿,容易ならず

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3月29日(金),日光道中,宇都宮宿から徳次郎宿を歩いた。まず,二荒山神社に参拝し、徳次郎宿をめざした。宇都宮の市街地を抜けると、いきなり両側に杉やヒノキが‥‥。国道119号を走るバスは,桜通経由と表示している。時期がずれると、桜が美しいのだろうと思いながら、スイセンやムラサキハナナ,レンギョウ等の花を楽しみながら,気持ちよく歩けた。今日は,大沢宿まで行く予定だったが,石那田バス停でバスの時刻表を確かめると,乗ろうと思っていたバスがない。学校がない日は,何と運休。松本まで歩いて,予定より1時間も前のバスに乗り,下今市に向かった。今日は22km歩く予定だったが,19km位しか進んでいないようだ。
ホテルつたやに宿泊。夜,鼻水が止まらなくて,困った。やっぱり花粉の影響だろう。つらい。

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2013/03/03

宇都宮宿に到着

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3月3日(日),日光道中を小金井の一里塚から,石橋宿,雀宮宿を経て宇都宮宿まで約21kmを6時間かけて歩いた。ずっと国道4号を歩いたので,とても疲れた。見るものも全くなかった。そのかわり,国道沿いだったおかげで,コンビニや飲食店が多く,トイレは助かった。
前回(11月18日)の終点が小金井一里塚だったが,そのときの葉はまだ緑だったが,今回見たエノキとクヌギには一枚も葉が残っていなかった。当たり前か・・。
宇都宮に着いたのが午後4時。二荒山神社に参拝したかったが,まずは写真だけ写して,大急ぎで駅に向かった。つらい日光道中6日目だったが,とにかく宇都宮宿に到着してよかった。


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