2015/04/13

奥州道中・白河宿まで完歩

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4月11日(土)・12(日)の二日間で,奥州道中の鍋掛宿から白河宿女石まで歩き,奥州道中を完歩した。これで,五街道を全て歩いたことになる。写真データで見ると,最初に歩いたのは,2001(平成13)年1月30日の浜松宿。以来14年かかった。ふう,よく頑張った。
今回は,春先の天候不順のため,11日(土)に白河宿を歩いて女石まで行き,那須塩原市鍋掛のホテルアライに宿泊,12(日)に鍋掛宿から新白河駅まで歩いた。一日目に歩いたのは,約6.5km,1時間30分。うち,奥州道中区間は,約5km。二日目に歩いたのは,約30km,8時間30分。うち奥州道中区間は,約26kmの強行軍だった。

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この写真は,鍋掛宿の日新の館の桜。みごと。


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2014/11/02

大田原宿

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11月2日(日),一年ぶりの奥州道中歩きとなった。東海道新幹線と東北本線を乗り継いで,野崎駅に10時59分着。タクシーで佐久山へ向かう。
スタートはちょうど一年前にお世話になった佐久山宿の大正庵(おおまさあん)から。
一年ぶりに大正庵のおそばを食べようと思ったが,何とこの10月から日曜日は休みになってしまったとのこと。とても残念だが,食事の時間も歩けると思い直して歩き始めた。
今回の歩きでいちばん感じたのは,大田原市の親園付近の川や水路の水がきれいだということ。でも,街道歩きで興味をひくところは,ほとんどなかった。古いものは太田宿の金燈籠ぐらい。大田原城址も何もなく,ちょっと寂しかった。おまけに,中田原からは,県道72号の単調な道が延々と続きつらかった。
救いは,ゴール地点の鍋掛十字路のところで,ちょうど黒磯駅前行きの「ゆうバス」があったこと。
今日,4時間半で18kmを歩いた。あとは,鍋掛から白河まで約30kmだが,今年中の到達は難しくなった。

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2013/11/04

喜連川宿から佐久山宿まで

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11月3日(日),文化の日。氏家宿を出発してまもなく瀧澤家住宅の立派さに驚かされる。望楼のある蔵座敷は,特徴的。櫻野地区の民家は,どの家もすごい。
途中,杉の小枝に覆われた奥州街道の古道を通り,荒川を超えると喜連川だ。ここでは,街の情報館 和い話い広場でコーヒータイム。この建物は,大正2年に喜連川興業銀行本店として建てられたものだそうで,築100年という。喜連川宿から佐久山宿までは,約11キロ。途中下河戸までは,自動販売機がないので,注意がいる。
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喜連川の山の中は,かなり単調。車は結構スピードを出しており,歩道がないところもあり,危険だ。それでも山を抜けると,のどかな田園風景が広がる。でも,のんびりしてはいられない。途中,県道を離れ,佐久山のバス停まで急ぐ。14時20分に間に合うよう,とにかく歩く。しかし,バス停の時刻表を見ると,日祝日運休・・・・。JRの駅までは遠い。ショックをうけながら,歩いていると,「そば」の看板を発見。蕎麦工房大正庵で,おいしいかけそばをいただいた。


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2013/11/03

奥州道中スタート・白沢宿・氏家宿

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平成25年11月2日(土),五街道最後となる奥州道中をスタートした。
日光道中との追分からの一部区間は,すでに歩いているので,宇都宮駅付近から歩き始めた。
白沢宿までの道のりは約10km。途中までは,市街地を歩く単調な道だったが,海道町付近からのどかな街道歩きとなった。民家の庭先にあったサトイモの写真を写させてもらうと,おじさんが熟した蜂屋柿をあげると言ってくれたが,勤務地石巻で次郎柿をいっぱい食べられるからと,丁寧にお断りして進んだ。
白沢宿に入ると,ちょうどこの日が祭礼で,夕方には彫刻屋台の巡行があるという。公民館で休憩しているところを写させてもらったが,あとでネットで調べると,巡行は5年に一度だそうだ。

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白沢宿を抜け鬼怒川の右岸堤防を北上するが,堤防歩きは単調だった。その後,阿久津大橋を渡り,勝山城址を見て,国道293号を氏家信号交差点で左折し,宿のホテル清水荘に向かった。ところが,街の掲示板を見ると,どうやら奥州道中の道を間違えていたらしいことを発見してしまった。ショック。
それでも,気を取り直して氏家宿を歩いてみると,光明寺で青銅造不動明王坐像を大発見。迫力満点。いいものを見た。

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