2024/03/05

豊橋美術博物館リニューアルオープン

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改修のため,約2年半休館していた豊橋美術博物館が,3月1日にリニューアルオープンした。つなぐミュージアムとして,「人と時をつなぐ」「人と文化をつなぐ」「人と人をつなぐ」の3つの方向性をめざすという。
2階の「豊橋の歴史」に関する展示は,大幅に改善し,原始から,古代・中世・近世・現代の歴史を18のテーマに沿って,通史的に学べるようになった。今回,時間の都合でゆっくり見ることができなかったので,また来たいと思う。写真は東観音寺の絵図。

1階の展示室では,リニューアルオープンの記念展で,「ブルターニュの光と風 画家が憧れたフランスの異郷」をやっていた。

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2024/01/10

極楽征夷大将軍を読み終えた

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第169回直木賞受賞作の「極楽征夷大将軍」(垣根涼介著 2023年 文藝春秋刊)を約2か月かけて読み終えた。2段組549ページという超読み応えのある作品だった。極楽征夷大将軍とは,室町幕府初代将軍の足利尊氏のこと。

 鎌倉幕府御家人足利氏は,源氏一族である。鎌倉時代には,得宗家(北条家)の独裁政権のもと幕府を支える立場であった。
 後の足利尊氏は,足利を継ぐ立場ではなかったが,長男が亡くなったため足利宗家を継ぐこととなった。尊氏は,やる気無し,使命感なし,執着なしの人物であったが,実直な弟の足利直義と足利家執事の高師直の助けによって,鎌倉幕府を倒し,建武の新政を行った後醍醐天皇も退け,室町幕府の初代将軍となった。尊氏は,弟の直義を特に信頼していて,最後まで自分のそばに置いておこうとした。また。高師直についても足利家のためにいちばん働いたとして重用した。

 話は,弟の直義と高師直のそれぞれの立場で思いが交互に綴られていく。始めの頃は,この二人が協力して戦術を詰め,相手と戦ってきたのに,やがて反目してしまう。武士を中心に領地をあたえるのか,寺社や公家の領地を認めるかので,考えに違いがあった。政権の中枢にある者にとっては,難しい問題である。たくさんの武将や貴族の名前が出てきて大変難しい本であった。

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2023/11/07

姉川古戦場

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史跡姉川古戦場。1570(元亀元)年6月28日,浅井長政・朝倉景健連合軍と,織田信長・徳川家康連合軍が,姉川の両岸に布陣して合戦を展開したという。

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北国脇往還野村宿からほど近い,姉川堤防上に「姉川戦死者之碑」がたつ。この石碑から姉川を越える旧野村橋は,現在老朽化により,自動車の通行はできない。

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2023/11/04

北国脇往還2/野村宿から小谷伊部宿まで

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北国脇往還二日目。前回終了の長浜市相撲庭(すまいにわ)町から,野村宿・小谷伊部宿を経て,小谷城戦国歴史資料館を見学。郡上宿を大急ぎで通り抜け,JR北陸本線河毛駅でゴール。寄り道・見学を含めて約15kmを休憩を含め6時間で歩いた。今回もYさんと同行。途中,道を間違えそうになったとき,Yさんが適切にフォローしてくれ,助かった。途中七尾町づくりセンターでは,トイレを貸していただき,感謝。写真は長浜市佐野町付近。七尾山を望む

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道の駅浅井三姉妹の郷には,「お市の方と浅井三姉妹」の像があった。

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2023/10/21

伊勢街道五日目/松阪駅から斎宮宿まで

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1年半ぶりの伊勢街道歩き。前回終了した松阪市日野町交差点から,東松阪駅付近を通って,櫛田川を越え,近鉄斎宮駅まで,約10kmと斎宮歴史博物館への寄り道2kmを含めて約12kmを,約4時間で歩いた。本当はもっと先を進めたかったが,史跡斎宮跡発掘現地説明会に参加し,斎宮歴史博物館を見学したので,斎宮駅で本日終了。
写真は,櫛田川左岸・櫛田川の渡付近の道標。「右けかうみち,左さんくうみち」とある。けかうみち=下向道とは,帰り道のことだそうで,写真正面方向の道である。

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祓川では,斎宮に赴任する斎王が禊をしたという。河畔に桜が咲いていた。風情がある。

 

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2023/09/30

豊橋別院で「徳川家康」講演会

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真宗大谷派豊橋別院で行われた「市民公開講座」に行ってきた。講師は歴史研究家・歴史作家の河合敦氏。「人質から天下を取った徳川家康の生き方に学ぶ ~最新の研究成果を踏まえて~」というテーマで,家康の人生をわかりやすく話してくれた。河合氏は,NHKの「歴史探偵」や日本テレビの「世界一受けたい授業」にご出演のほか,多くの時代劇の時代考証もされていて,その裏話を聞けて,とても楽しかった。
また,講演会の主催者が真宗大谷派のため,三河一向一揆のことや,浄土真宗の僧侶・親鸞・蓮如・教如などの話もくわしく聞けて良かった。

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この日は,豊橋別院の「御坊(ごぼう)さん秋まつり」も行われており,にぎやかだった。

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2023/09/10

間宮林蔵・探検家一代

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昨日までに,「間宮林蔵・探検家一代 海峡発見と北方民族」(髙橋大輔著 中公新書ラクレ2008年刊)を読んだ。
以前つくばみらい市の間宮林蔵記念館に行ったことをXでつぶやいたら,「おすすめ本.com」さんが,この本を紹介してくれた。最近の新刊かと思ったら,15年も前の発行なので手に入らず,豊橋市中央図書館で検索したら見事にhit。さっそく借りてよんだ。
間宮林蔵がたどった足跡を,この本の著者の探検家髙橋大輔氏が巡ったものだ。間宮林蔵は二度にわたってサハリンを探検し,二度目の探検でサハリンが島であることを確認した後,アムール川をさかのぼり,満州仮府デレンまで行った記録を詳細に紹介している。
髙橋氏は,ロシアのユーリ博士の案内で,ハバロフスクからデレン(現ノボイリノフカ)を経て,下流のプラバまで行き引き返したそうだ。プラバでは,北海道から逃れてきたアイヌの人と対面している。本当にすごい。

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2023/09/06

駿府城・天守台発掘現場

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先日,駿府城公園へ行ってきた。天守台の発掘調査現場を公開している。駿府城は,今川義元の屋敷跡付近に,徳川家康が築いた城。日本百名城に選ばれている。現在,天守台発掘調査が行われている。家康が駿河国を領国にした天正期と,大御所になった慶長期の天守台が発掘されている。

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駿府城の二ノ丸巽櫓は資料館になっている。巽櫓の北には東御門も復元されている。

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2023/08/01

医療戦士かく戦えり

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「幕末維新とパンデミック 医療戦士かく戦えり」(泉秀樹 著 2022年7月 日本医療企画刊)を読んだ。
新型コロナウイルスによるパンデミックのことかと思ったら,前に幕末維新と書いてある。なんと幕末には,1822(文政5)年,1858(安政5)年,1862(文久2)年の三度もコレラが流行し,それぞれ多数の死者が出たということだ。もともとコレラはインドの風土病であったが,ヨーロッパの大航海時代にヨーロッパへ広がり,中国や東南アジアにも広がったということだそうだ。江戸時代にはコロリと言って恐れられた。
安政のコレラ流行は,長崎に入港した外国商船が上海から持ち込んだコレラ菌が最初で,細菌による感染症であるという知識のない江戸時代の庶民の間で大流行したという。そんなとき活躍したのがオランダ人のポンペであり,ポンペが長崎奉行所内に開いた「医学伝習所」で学んだ松本順であった。また,適塾を開いた緒方洪庵も天然痘の治療に尽力した。
この本では,幕末の日本の医療だけでなく,当時の政治情勢も詳しく論述していて,大変興味深かった。明治期,明治10年,西南戦争で勝った凱旋兵士が乗った艦船内にコレラ患者がいて,関西全体にコレラが広がったという。この後,明治期にはコレラの大流行が何度も繰り返し起こったという。医療が進歩した現代に生きていることに,感謝。

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2023/07/29

倉吉打吹玉川/重要伝建地区

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鳥取県の倉吉は,古代伯耆国の国庁があったところで,中世には打吹城の城下町であった。江戸時代からは,商家町として栄え,玉川沿いには白壁土蔵群が残っている。

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この地は赤瓦の建物が多い。横綱琴櫻の出身地だそうだ。

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