2022/12/06

古渡稲荷神社/山王神社

05sannou11s

山王橋で堀川を渡りしばらく行くと,古渡交差点手前(交差点南西)に古渡稲荷神社がある。この神社は,1713(正徳3)年 尾張藩第4代藩主の徳川吉通(よしみち)が、丹羽郡石枕村(江南市石枕)にあった稲荷社を古渡のこの地に移したと伝わる。古渡は,東西を行く小栗街道(鎌倉街道)と南北の美濃路の交差する地点であった。
美濃路古渡一里塚
この付近には遊郭や芝居小屋などが集まり,賑わっていたという。芸所名古屋の中心地であった。尾張藩第7代藩主徳川宗春は,町を活性化させる政策をとったが,徳川第8代将軍徳川吉宗により謹慎させられたという。

05sannou13s

古渡稲荷神社の境内には,山王神社がある。山王という地名のゆかり。

| | コメント (0)

2022/10/15

愛知の鎌倉街道を歩く/三日目・下津から清洲

07kouwabashi11s

愛知の鎌倉街道三日目を歩いた。前回終了の一宮市大志1丁目交差点からスタート。妙興寺を経て河曲橋(こうわばし)・油田遺跡(あぶらでんいせき)・赤池一里塚,そして下津(おりづ)へ。四ツ家追分からは,美濃路と重なる。そしてやっとの事で,名鉄新清洲駅まで,鎌倉街道区間約13km。今回は,笠懸の松への寄り道や,東海道本線に隔たれた迂回区間4kmも含めると,20km弱を見学を含め6時間で歩いた。
河曲橋は,木曽川の分流鵜沼川にかけられた鎌倉街道の橋だそうだ。この地で,源行家が陣を張ったそうだ。

16yotsuyaoiwake10s

この日の稲沢市の最高気温は27度。日差しがきつく,下津を歩いているときには休憩施設もなく,熱中症の手前だった。四ツ家の追分は,美濃路と岐阜街道(鎌倉街道)との追分。ここからは,2019年3月に歩いている→美濃路二日目。今回は清洲城はパスした。

| | コメント (0)

2022/09/11

愛知の鎌倉街道を歩く/一日目・南宿から玉ノ井

01minamijukuajika21s

愛知の鎌倉街道を歩くことにした。ここでいう鎌倉街道は,京と鎌倉を結ぶ京鎌倉往還のこと。
名鉄竹鼻線南宿駅から,一旦美濃路との追分「坂井の道標と辻地蔵」(羽島市足近町)まで行き,そこからスタート。
美濃路は,境川の堤防上を西に進む。鎌倉街道は,東へ。道標には,親鸞聖人御𦾔跡・右西方寺道とある。
西方寺,白山神社(北宿城跡),大恵寺,及川を経て,笠松町北及の兒子神社を見学。木曽川右岸堤防に出て南下,尾濃大橋を渡った。

12tamanoieki07s

尾濃大橋を渡ると,一宮市玉ノ井。玉ノ井には三角屋根の織物工場が残されている。賀茂神社には,霊泉玉ノ井がある。地名の由来となっているようだ。写真は,葛利毛織工業の建物。国登録有形文化財となっている。
本当は,黒田宿の名鉄新木曽川駅まで歩く予定だったが,暑くて熱中症の心配があったので,名鉄尾西線の玉ノ井駅から帰った,

| | コメント (0)

2020/05/31

美濃路区間のHP完成

11sunaomatasyuku40as

綾戸一里塚/垂井追分をUPし,ふらっと旧東海道の美濃路区間が完成した。ホームページは,2019(平成31)年2月に古渡一里塚をUPしてから約一年三か月かかった。

美濃路は友人との4人旅で,6日間かかった。今,伊勢街道を歩き始めたが中断中。個人的には,中山道の関ヶ原を通って,北国脇往還の木之元宿までページを続ける予定。

| | コメント (2)

2019/12/21

美濃路歩き六日目/垂井宿に到着

03ohgakishiodabashi19s

美濃路歩きの六日目。大垣宿・奥の細道むすびの地から,久徳一里塚・美濃路松並木を経て中山道垂井追分まで歩き,美濃路を踏破した。

途中,杭瀬川にかかる旧塩田橋を渡ったが,肝心の旧塩田橋常夜燈には,ブルーシートがかぶせてあった。台風で,屋根が壊れたのだろうか?

08tatuioiwake08s

約13kmの行程を,3時間半で歩いた。頑張った。写真は,追分から美濃路を振り返った一枚。2か所とも,ここ数年で周りの様子が変っているようだ。

| | コメント (0)

2019/11/23

美濃路歩き五日目/イチョウ並木と佐渡の渡し

02machiya11s

美濃路歩きの五日目。墨俣宿から,東結一里塚・佐渡の渡し・三塚一里塚を経て大垣宿まで約10kmを4時間で歩いた。

蒲郡・刈谷間の濃霧の影響で,東海道線が20分遅れで穂積駅に到着。バスが行ってしまったので,タクシーを奮発して墨俣へ。前回終了した西町八幡神社からスタート。東結一里塚・結神社と続く。結神社の手前の道は,イチョウの黄葉がきれいだった。そして,新揖斐川橋を渡った。

05sawatariwatashi15s

揖斐川を渡ると,佐渡常夜燈がある。佐渡(さわたり)の渡しは,佐渡川(現揖斐川)の佐渡村と西結(にしむすび)村を結んだ渡船で,この常夜燈は,1854(嘉永7)年に建立されたそうだ。これで,美濃路の木曽三川すべてを渡った。

そして,三塚一里塚を経て,大垣城名古屋口門から大垣宿に入り,奥の細道むすびの地まで歩いた。次回が最終回となりそう。

| | コメント (0)

2019/09/22

美濃路歩き四日目Part2/キバナコスモス

02z_okoshitosen_masaki15s

美濃路歩きの四日目Part2。前回5月6日に一人で歩いたコースを,今日はいつもの仲間四人で歩いた。前回に歩いているので,起宿から墨俣宿まで快調に歩くことができた。濃尾大橋を渡り,羽島市正木町大浦付近の美濃路には,キバナコスモスがきれいに咲いていた。思わずみんなで,記念写真。

11z_sunaomatasyuku15s

境川の堤防を歩いたが,今年はまだヒガンバナがあまり咲いていなかった。それでも,墨俣宿西の八幡神社境内には,きれいに咲いていた。写真奥の堤防は,犀川の堤防。

| | コメント (0)

2019/08/17

一宮市尾西歴史民俗資料館

R1bisai_rekishimuseum03s

友人と,一宮市尾西歴史民俗資料館へ行ってきた。前回,起宿を歩いたときには耐震補強などのために改装中で見学することができなかった。念願叶って,今日8月17日に行ってきた。期待通り,起川の船橋のジオラマや古地図が展示されていて,十分楽しむことができた。朝鮮通信使や琉球使節・像の通行などの展示もあった。それから,入場無料なのがすごい。それから,「美濃路起宿と脇本陣林家」という冊子を購入した。

R1bisai_rekishimuseum04s

起宿の脇本陣は,船庄屋を務めていた林家が兼務していた。脇本陣の建物は,1891(明治24)年の濃尾地震で倒壊したが,大正年間に立て直され,2002(平成14)年に,国登録有形文化財となっている。旧林家の住宅は,尾西歴史民俗資料館の別館となっている。また,林家の庭園も素晴らしい。

| | コメント (0)

2019/08/13

美濃路(愛知県内)をUP

16nishibiwajima04b

ふらっと旧東海道に,美濃路の愛知県分をUPした。写真は,名古屋鉄道名古屋本線西枇杷島駅。プラットホームの幅が狭くて有名らしいが,まもなく改修されるというので,貴重な画像になるかも・・・。

2月: 18日・古渡一里塚

6月: 2日・名古屋宿 16日・江川一里塚 23日・須ヶ口一里塚 27日・清須宿 29日・井之口一里塚

7月: 9日・小沢一里塚・稲葉宿 15日・高木一里塚

8月: 7日・萩原宿 13日・冨田一里塚・起宿 

 

 

| | コメント (0)

2019/06/03

ふらっと旧東海道200,000

Toukaidou200000s

昨日,ふらっと旧東海道のアクセスが200,000となりました。2000(平成12)年11月から約19年間での達成です。これまでの皆様のご支援に感謝します。ありがとうございました。

実は,「美濃路M90-1名古屋宿」を作成していて,199,998となっていたので,自分でGETしました。ふらっと旧東海道からのリンクはまだ貼れていません。よろしければ,ご覧ください。M90-1名古屋宿

| | コメント (2)